虎談巷説　阪神タイガース的日常

日ハム先発の武田勝から３イニングで９安打６得点。鳥谷と西岡を欠いた打線だったが、どこからでも打線が繋がる。ランナーを溜めてタイムリーはもちろん、機動力も去年とは段違い。
上本、大和の１・２番コンビが素晴らしい活躍をしてくれた。２人とも猛打賞。特に上本はいきなり初回に盗塁を決めたり、武田勝のボークを誘う動きを見せるなど、くせ者振りを発揮。もう、こうなったら西岡からレギュラーの座を奪い取って欲しい。

コンラッドは左打席で豪快なホームラン。中距離ヒッターと言われていたが、パワーだけ見ると長距離砲に化ける可能性を持っている。

良太、マートン、伊藤隼もマルチヒットで存在感をアピール。
蚊帳の外だったのは福留ひとりだけ。まあ、ベテランがこの時期からスタメンで出場すること自体が異例だし、調整は本人に任されてる筈なので心配はないやろね。

先発の岩田は３回を１失点。伊藤隼のまずい守備でいきなり無死３塁からのスタートだったので仕方ないかもしれない。ただ、２死にしておきながら四球とタイムリーというのは今後の課題やろね。

２番手伊藤和は１死満塁のピンチで大引の３塁強襲ヒットで１失点。３塁線への鋭い打球にコンラッドが飛びついて止めたので１点で済んだという感じ。未だ不安定さが残る。
白仁田、高宮もそれぞれ２失点づつと相変わらずの内容。新しい中継ぎ候補、誰かおらんのかいな。

この試合で日ハムの大谷が１死満塁のチャンスに代打で登場。結果はピッチャーゲッツーだった。その後はライトを守ったがホームへの返球が逸れるなど、あまりいい結果を残す事ができなかった。投手と野手の練習の両方をしているみたいやけど、どっちも中途半端になってるんとちゃうやろか。他所さんの事やけど気になる。

一方、藤浪の方は居残り組相手にシート打撃で投げ、打者１０に３８球をを投げてヒット性の当たりは僅か１本だったらしい。前回のフリー打撃登板の時は森田と小豆畑が相手だったが、今回は檜山、関本、日高、藤井、西岡といった面々。ヒット性の当たりが１本というのも凄いが、バッター１０人で３８球というのが素晴らしい。早くオープン戦で投げる姿を見たい。

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