3番に鳥谷が入り、DHを使わない開幕本番を想定したスタメン。もう来週は開幕なんやなあ。
ところで、ナイターやのに何でテレビもラジオも中継してないねん。
鳥谷の復帰初打席は四球で始まった。WBCでクセのある外国人投手をずっと相手にしてきたので、勘を取り戻す為にどんどん振っていくんやないかと思っていたが、相変わらず冷静なんやなあ。
3回には満塁のチャンスで打席が回って来て、ライト前へ2点タイムリー。WBC終盤の好調をキープしたまま帰って来てくれた。いやあ、頼もしいわ。
得点は3回の鳥谷の2点と5回の福留のタイムリーの1点だけ。爆発力という点ではちょっと物足りないが、鳥谷が入ったクリーンアップがしっかりと機能したのは収穫かな。
前を打つ西岡はこの日もくせ者ぶりを見せてくれたみたいやし、後ろのマートンが相変わらず好調なので、ツボにはまれば大量点に繋がりそうな雰囲気がある。
投手陣はメッセンジャーが6回3失点。球数も100球を超えて不満の残る内容。
2回のピンチを乗り切ると、あとは5回までスイスイと行ったのに、6回に突然つかまった。糸井の犠牲フライは仕方ないとして、バルディリスへの四球が余計やったなあ。
それでも三振を7つ奪ってるので、調子が悪かった訳ではない筈。開幕戦では踏ん張ってもらいたい。
7回は安藤、藤原、鶴とピッチャー3人をつぎ込んだ。安藤は先頭バッターに四球、藤原はヒットを打たれ不安なところが見えた。最終的に鶴がピシッと抑えて無失点で切り抜けたものの中継ぎには苦労しそうやなあ。
右左に関係なく抑えられるピッチャーがいないということもあって、渡辺と筒井が帰ってくるまでは細かい継投をする場面が増えそうに思う。
今シーズンは3時間半ルールが無くなるので、接戦で気前よくワンポイントリリーフを使ってたら、延長に入って投げるピッチャーが居らんようになるで。
8回のマウンドに上がった福原が炎上して4失点。黒瀬のエラーでリズムを崩されたんやと思うが、ここはベテランなんやからしっかりとフォローしてやって欲しかった。ノーヒットで満塁のピンチを作ってたらアカンでしょ。
黒瀬も黒瀬で、守備固めの選手がエラーで足を引っ張ってたら話にならん。即刻ファーム行きが決まり、1軍キャンプから積み上げてきた信頼が0になってしまった。あまりにももったいない。