正直、あんなピッチングをされたらどうしようもない。ようやく連勝したところで、あんなピッチャーを出さんとって欲しいわ。
大谷攻略のために狙い球をストレートに絞ったらしいが、相手バッテリーもその事はよくわかっていて、遅い変化球でカウントを稼がれ、160キロのストレート、140キロ代のフォークで仕留められた。
各打者がタイミングが合わずにキリキリ舞いしていたという印象しかない。
6回に大和がレフト前ヒットで出塁したが、ランナーを出せたのはこれだけ。それも大和が盗塁死して、3人ずつの淡白な攻撃が続いていった。
足がつった事で大谷は8回でマウンドを降りたが、いっそのこと打者27人の準パーフェクトを見てみたいとも思った。それくらい大谷のピッチングは素晴らしかった。脱帽するしかないね。
岩田は2回に中田の一発を浴びるものの、大谷とは対極的に打たせて取るピッチングで日ハム打線を抑えていた。
しかし、8回先頭の大野にレフトポール際にホームランを打ち込まれ、致命的と言っていい2点目を失った。
失投というより、これは梅野のリードの問題やったかもなあ。ベンチからのサイン通りだったかもしれんが、やっぱり自分で相手の狙いを嗅ぎ取らんとなあ。
これで岩田は緊張の糸が切れたかのように、四球とヒットでピンチを作って降板。
いいピッチングをしてたのに、相手が悪かった。
この後を投げた鶴が連打を浴びて、試合そのものの緊張も切れてしまったのも残念やったね。
これで交流戦は負け越しが決定。後はどれだけ傷口を小さく済ませるかだけやね。