毎年大事なところで大失速。もはやこの時期の風物詩やなあ。
先発岩貞が7回を2失点の好投。そのうち1点はエラー絡みなので、実質は1失点。投球のテンポもよく、7回で球数は92球の省エネピッチング。9回まで投げられたかもしれんね。
新人とは思えない安定感。藤浪の1年目は粗削りで色々と課題があったが、岩貞の場合は完成しているように見える。
今シーズンの頭からローテに入れなかったのがとても残念やね。
そんな岩貞にプロの洗礼を浴びせたのは敵ではなく味方の野手。
2回、2死2塁の場面で谷繁は平凡なライトフライ。これを狩野がグラブに当てて落としてピンチを招くと、雄太のショート内野安打で1点を失った。
その狩野、3回先頭打者でツーベースを打ち、梅野の進塁打で3塁へ進む。しかし、岩貞のショートゴロで飛び出してしまい挟殺。ゴロゴーのサインを出してなかったらしいので、完全に狩野の判断ミス。守りのミスを取り返そうとして焦ったんやろね。
その後は雄太の前に打線が沈黙。狩野がツーベースを打ってからは、6回に大和がヒットを打つまで内野ゴロの山。
9回2死にようやく3番手福谷からマートンのヒット、今成のツーベースで一打同点、一発出れば逆転のチャンスを作ったが、代打関本がサードゴロに倒れて試合終了。
ちょっと相手投手の調子がよかったら、なんの工夫もなく打ち取られてしまう。シーズン半ばならまだしも、この時期になっても必死で戦う姿勢が見られんのが腹立たしい。
ましてやルーキーがいいピッチングをしてるんやから、なんとしても勝ち星を付けてやりたいとは思わんのか。
上位3チームが揃って負けたのでゲーム差が変わらんかったのがせめてもの救い。しかし、読売とは4.5差なので、甲子園で3タテしても追いつけない。今のような戦い方だとひっくり返すのは難しそうやなあ。
日ハム大谷が10勝10本塁打を達成。日本ではもちろん、アメリカでもベーブルース以来という偉業。これからも二刀流を継続して、投打で成績を残して貰いたい。
それに比べて、タイガース2軍で燻っている若手たちはいったい何をしてるんや。
【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】球団関係者が痛烈批判「森田なんか不要や」 二軍選手危機感ゼロ(サンスポ)
大谷のニュースを聞いて「俺も頑張ろ」と思ってくれてるんかな。ひょっとしたら「あいつ凄いな」で終わってるんとちゃうやろね。