ヤクルトと読売が首位攻防戦やというのに、こっちは広島と最下位攻防戦。それだけでもテンション下がるのに、まるで草野球のようなプレーの連続。こんな試合、見る価値がないわ。
藤浪は、今年のテーマだった「脱力」を忘れてしまったかのようなピッチング。
ずっとランナーを出してたので、常に全力で投げざるを得なかったんかもしれんが、ギアチェンジするというのと、力むというのを取り違えてるんとちゃうやろか。
登板する度に制球は悪くなるわ、シュート回転の球が増えるわで、結局去年から進化していないように感じる。ひょっとすると入団してからずっと変ってないのかもしれん。
藤浪の調子がイマイチのところに、守りも足を引っ張った。
ゴメスはバウンドを合わせ損なったみたいやね。痛いけどもありがちなエラーなので仕方ない。
西岡の落球は大喝やね。どうも西岡は打球を追いかけてるうちに周りのことが見えんようになるみたいやな。あれは鳥谷が処理してたら何の問題もなかった。
そして、その直後に梅野の１塁悪送球。ゲッツーを焦ってボールを握り損なったんやろ。この後は下位打線なんやから、無理せんと１つアウトでよかったんちゃうか。
ボロボロの内野守備で藤浪の足を引っ張ったけど、そもそも藤浪のテンポの悪いピッチングが原因で守りのリズムが崩れたんとちゃうかな。
ビハインドのときの中継ぎもピリッとせんなあ。この日は金田が炎上して、追い上げムードだった試合を完全に壊してしまった。
若いピッチャーが出てくることは嬉しいが、投げてみなわからんというのはきつい。
７回からキャッチャーを小宮山に代えたのは、梅野のリードにも問題があったということかもなあ。
伊藤隼が黒田からホームランを含む３安打。ファームではそれほど打率が高くなかったし、１軍に上がって来てからも打ててなかったが、この２日間で微調整したらしい。
微調整できるということは、いい状態のバッティングフォームが決まっているからこそ。こういうタイプの選手は多少結果が出てなくても使い続けなアカンのとちゃうかな。
