ジャイアンツとの3連戦が終わって、燃え尽き症候群になってないかと心配していたが、意外にもしばらく続いていたタイムリー欠乏症を吹き飛ばして快勝。打線の援護にも助けられて、能見がスイスイと7回1失点で7月初勝利。
この日のスタメンマスクは鶴岡。能見と鶴岡のバッテリーは今シーズン初めて。
元々広島とは相性がいいところに、鶴岡の強気のリードと能見の向かっていく気持ちとが相まって、7回1失点のこう投。
試合後、能見がとても嬉しそうにしていた。あんなに笑顔の能見を見るのは久し振りとちゃうかな。
ただ、7回109球で降板させたのはちょっと不満。完投は無理でも、せめて8回までは投げてくれると思っていた。
8回の広島の攻撃は4番新井からの打順。ここまで新井には投げにくそうにしていたが、その後の鈴木誠と梵はしっかりと抑えていた。点差が4点もあったんやから、1イニングでも長いイニングを投げさせたらよかったのになあ。
8回の福原は出す必要あったんやろか。オールスター休みがあるからフル回転させるつもりやったかもしれんが、休めるときは休んでもろた方がええ。
結局、福原が1点を取られてセーブの付く場面になって、9回に呉昇桓を投入することになった。たまには福原、呉昇桓以外で試合を締めようや。
打線は初回2死から福留、ゴメス、マートンの3連打で1点を先制。3回にも1死満塁からマートンの犠牲フライで2点目が入る。
マートン、ゴメスががいい働きをしてくれている。マートンに打点が付くようになってきたのはええことやね。
そして5回、福留ヒット、ゴメス四球で無死1・2塁。しかし、マートンが初球を打ち上げてショートフライ。今成もサードライナーでランナー釘付けのままツーアウト。
このまま無得点に終わると、流れが向こうに行きかねない。チャンスがピンチになってしまうかもしれないところで、上本がセンターオーバーの2点タイムリーツーベースを放って、この窮地を救ってくれた。
更に鶴岡四球、能見の内野ゴロが相手エラーを誘って満塁とし、鳥谷がライト前に落とすタイムリーでダメ押しの1点を追加した。
これで再び借金0。オールスター前最後の試合も勝って、なんとか貯金1で折り返して貰いたい。