メッセンジャーが中４日での好投も打線の援護なく敗戦投手になった。リリーフ陣も失点し、シーズン前半を象徴するような試合やった。
メッセンジャーは６回を４安打１失点。この短いイニングで三振を７つ奪い、中４日とは思えない好投を見せてくれた。新井に打たれたタイムリーも、そんなにいい当りではなく、打球の飛んだコースがアンラッキーやった。
一度ファーム落ちを経験してからはいいピッチングをしている。勝ち星が伸びないのは、エース球の相手との投げ合いになるので仕方がないんやろなあ。
この日は制球が定まらない藪田を仕留められず、４回を無失点に抑えられた。藪谷に勝利は付かなかったが、何か勝ち逃げされたような嫌な感じがする。
２回２死満塁でゴメスが三振。３回の２死満塁では鳥谷がレフトフライ。こうやってチャンスを潰している打ちに、流れが相手に行ってしまった。その後は流れのままに戸田、大瀬良に抑えられる。２回か３回のどちらかで１本が出てたら試合の流れを掴めたのになあ。
最終回は中崎を１死１・２塁と攻めるが、福留の併殺でゲームセット。
主力選手の打撃の結果だけで勝ち負けが決まっているような気がするなあ。
リリーフ陣はこの日は誤算。
今季初登板の加藤は、先頭の松山を四球で出すと、続く木村昇をツーストライクと追い込みながら簡単に送りバントを決められて１死２塁。安藤にスイッチするも會澤にタイムリーを打たれて点差を広げられる。
そして９回表の呉昇桓も先頭バッターに四球を与えると、送りバントで２塁に進められ、木村昇のタイムリーで失点。
加藤も安藤もまあこんなもんやろ。２度登板したら１度は失点するような感じ。
問題は呉昇桓やね。７月だけ見ると防御率は８．５９。とても抑えを任せられる状態ではない。
短いオールスター休みの間に戦力を建て直すことができるのか不安やね。
