最終回、あと一歩のところまで追い詰めながら攻めきれず。２桁安打しときながら、ホームランでしか点が取れんのは厳しいなあ。
台風で初戦が流れて、中止になった試合が９月後半の予備日に入ったために１０連戦となった。夏のロードより過酷な移動ではあるが、シーズン終盤の踏ん張りどころなので最後の力を振り絞って欲しい。というより、１０連戦で１つも落とせないような状況にならん事を願う。
上本が腰の骨折から復帰。この日は様子見で代打での出場にとどまったが、これから大和とのポジション争いが激しくなるやろね。大和の方も上本を意識したのか、この日は３安打猛打賞。守備の方は大和の方が安定しているかな。これから和田監督が２人をどう使うのかが見物やね。
先発能見は２回まで完璧なピッチングを見せていたが、３回にエラーで出塁した後、大和のライト前で一気に３塁を陥れようとしてアウトになった。何年か前にランナーに出て、三塁を回ったところで足の甲を骨折したのを思い出して嫌な予感がした。
すると、直後のイニングから能見が崩れ始め、結局５回途中３失点でノックアウト。
サードへ滑り込んだときに左足がつりそうになったらしく、その影響からこうなってしまったのは明らか。投げるだけでなく、打撃や走塁の意識が高いのはええことやと思うが、ピッチングに影響するような無理はして欲しくない。
打線は序盤からジョンソンを攻めるものの、あと１本が出ずに得点には至らない。２度、３度とちゃんすを逃す内にジョンソンのぺーすにはまってしまい、中盤はヒットすら出なくなった。
８回に疲れの見え始めたジョンソンから大和、福留の連打で１死１・２塁のチャンスを作るが、ここも後が続かない。
９回の攻撃、中崎から今成がヒットで出塁すると、梅野がレフトへホームランを放ち、２点差。そこから鳥谷、大和の連打でチャンスを作り中崎を引きずり降ろす。代わった大瀬良からも福留がセンター前に弾き返して満塁とし、終盤の粘りを見せた。
しかし、続くゴメスがショートゴロゲッツーに倒れて試合終了。
この日、ゴメスは４度の得点機に１四球２凡退１併殺。三振が減り、四球が増えているのでボールは見極めてるんやとは思うが、それがかえって消極的なバッティングに繋がってるように思う。
最終回の満塁の打席でも、初球ど真ん中のストレートを見送ったのがそれを象徴している。
指導したのが和田監督なのでそうなってしまうんかもしれんなあ。三振を気にせずに思い切り打てと言うてやる方がええと思うんやけどなあ。
