メッセンジャーとブキャナンの投手戦。メッセンジャーが9回4安打なら、ブキャナンも7回3安打の好投。ちょっとした相手のミスが勝利に繋がった。
藤波がファーム中日戦でまずまずの結果を出したらしい。このまま行けば8月中に戻って来れそうやね。
メッセンジャーが今季初完封。ゾーンを広く使い、緩急を交えたピッチングでヤクルト打線を抑えた。最近はこういうピッチングが続いている。梅野がメッセンジャーのいいところを上手く引き出しているように見える。
唯一のピンチは5回1死1・3塁の場面。ヤクルトのランエンドヒットを見抜き、中村をボール球のカーブで三振に取ると、梅野がセカンドへ偽投。誘き出された三走をランダウンプレーでアウトにして、変則ゲッツーで切り抜けた。バッテリーの息がバッチリ。梅野、ナイスプレーやったで。
打線は僅か3安打に抑えられるが、中谷の好走塁とホームランで効率よく点が取れた。
5回裏、先頭の中谷が四球で出塁。鳥谷はセンター前にポトリと落ちるヒット。センター山崎がこの打球を後逸し、中谷は3塁へ進む。更に、バックアップしたバレンティンの送球が逸れて、ボールがファールグラウンドを転々とする間にホームイン。貴重な先制点になった。
7回にはツーベースのロジャースを置いて、中谷がレフトへツーランを放ち、リードを3点に広げた。
追い込まれてしまうとケースバッティングが必要となる打席。早いカウントから打ちに行って正解だったと思う。
これで12本目のホームラン。今シーズンは最低でも20本は打って欲しいね。