藤浪の調子が悪く、序盤から４点のビハインドを背負うが、梅野のスリーランで試合の流れを変えて逆転勝ち。
ヤクルト戦でのラインアウトの判定についてＮＰＢから回答があった。誤審であることや、審判団で協議すべきだった事は認めているが、ジャッジをした飯塚への処分や再発防止策については何もなし。誤審を認めたところで試合結果は変わらないし、何のための回答なのかわからない。
藤浪は球速こそ出ていたが、ストライクを取るのに苦しんだ。失点はすべて四球絡み。２回は先頭バッターへの四球からの失点。３回は２死から四球を与え、そこから３連打を浴びた。６回１死から連続四球を出したところで降板。まだまだ投げる日によって波があるみたいやなあ。
梅野がミスを取り返す大活躍。勝って終われてホッとしたやろね。
２回表の本塁タッチプレー。タイミングはアウト。しかし、タッチが甘かったため、判定が覆ってセーフになった。余裕があったので気が緩んだのかもしれない。藤浪を立ち直らせることが出来なかった事も含めて、責任を感じていたと思う。
４回、２死１・２塁でバッターは梅野。ここで打たないと、自分のせいで藤浪が代えられてしまうという思いがあったんちゃうかな。左中間スタンドへ１点差に迫るスリーランホームラン。球場のムードが一気に変わった。
８回には大山の逆転スリーベースが出た後、セカンドへ高いバウンドのゴロ。１塁ヘッドスライディングで内野安打を奪い取り、貴重な追加点を挙げた。この１点がなければ勝ち切れてなかった。
ホームランもヘッスラも気持ちが全面に出ていた。正捕手としての責任感やったんやろなあ。お立ち台のコメントもキャッチャーらしくてよかった。
逆転打を打った大山もヒーロー。だが、それを生んだのは俊介の盗塁。これで外野が前進守備になった事で大山の打球がライトの頭を越せた。中堅がアシストして若手が決める、理想的な攻撃やね。
ドリスが逃げ切り成功も１失点。クローザーで防御率３点台は厳しいなあ。球児をクローザーにすると連投がきついやろし、何とか復調して欲しいもんやね。
