非常にテンポのいい試合展開で試合が終わったのは8時半ごろ。翌日仕事でもこんな時間に終わってくれたら楽でいい。それにしても球場は寒かったなあ。
今日は能見のピッチングに尽きる。球数108球、好調の巨人打線を5安打仁抑え、無四球10奪三振の見事なピッチングで完封。
中日戦で投げたときは、まだボールの違いがしっくり来てないんちゃうかというような内容だったが、今日のピッチングを見る限り完全に復調したという感じやね。
8回に初めて連打を浴びて、その後代打大田のライトフライで2死1・3塁のピンチを招くが、ここは長野をファーストフライに仕留めて逃れた。何が恐かったて、新井のフライ処理が一番恐かったわwww
9回は坂本にヒットを打たれ、1死1塁でバッター阿部という場面を迎えたが、ここも阿部をセカンドゴロゲッツーに打ち取って試合終了。見ていて安心の、圧巻の完封劇やった。
打線は2巡目辺りから読売先発の宮国を打ち始めるが、どうも拙攻が目立って得点できない。。
5回、新井、藤井のヒットで1死1・2塁のチャンスには、能見が送りバントを空振りして、セカンドランナーの新井がキャッチャーからの牽制で刺されてしまう。
6回には、西岡がツーベースで出塁するが、大和のバントが正直すぎて、西岡は2・3塁間に挟まれてアウト。
最近の得点力の無さは、こういった基本的なところのミスも原因なんやろな。
西岡が挟まれている間に打者走者の大和は2塁へ進むものの、鳥谷は見逃しの三振。能見まで見殺しにする気かと思ってたら、マートンがセンター前タイムリーを放ち先制。ここまでのミスを帳消しにする働き。よくぞこの場面で打ってくれた。
続く福留もライト前へ鋭い当たりのタイムリーで追加点。試合前に早出特打をした成果が現れた。
試合後のお立ち台は能見とマートン。インタビュアーがマートンに話題を振ったら「能見サン、愛シテル」と言って能見とハグ。「能見サン、ダイスキ」とでも言うかと思ってた。これで去年の舌禍発言をきれいさっぱりと吹き飛ばしてくれた。
このカードも初戦勝利。2戦目を取れば、弾みがつくんやろけどなあ。