虎談巷説　阪神タイガース的日常

２位がかかっているというのに何ともレベルの低い試合やね。神宮では優勝マジック１のヤクルトと３位滑り込みを狙う広島が必死の試合をしてるというのにねえ。

優勝がなくなったんやから、今シーズン頑張った藤浪に、せめてでもタイトルを取らせてあげたいね。

１２安打もしながら肝心なところであと１本が出ず。今シーズンは何度こういう試合を見せられたことか。この日の敗戦で数字上の優勝の可能性もなくなってＶ逸が確定。

今季はマエケンと４回対戦して４回とも負け。取った点は４試合で僅かに２点。打つ手がないという感じやなあ。

主力が打って、エースが好投。最後は勝ちパターン継投でしっかり締める。久し振りの王道の勝ち方やけど、今となってはあまり嬉しくない。

中村ＧＭに弔意を表して両軍喪章を着けての試合。谷繁の本拠地最終戦と和田の引退試合ということもあって、お互いに勝ちたい試合ではあるものの、消化試合感が漂う試合やった。

逆転Ｖには残り試合全勝が必須。それなのに、またしてもポレダを打ち崩せずに敗戦。ヤクルトにマジックは出ていないとはいえ、残り８試合で４ゲーム差はもう無理。

何とか首位争いに残ってくれと思っていたが、やっぱり例年のごとく失速。監督が気合いを入れれば入れるほど、空回りするチームの体質。これってどうにかならんか。

前日爆発した打線がこの日は不発。相手は故障明けの杉浦なので、確実に勝たなアカン試合やったんやけどなあ。

３度目の正直で山中をノックアウト。大量リードを貰った岩田はスイスイと８回１失点。負けられない直接対決の初戦に見事快勝。

鳥谷の先頭打者ホームランで先制するが、投手陣が打たれて点取り合戦。珍しく打線が活発だったのでもしやと思ったが、終盤になって息切れして追いつけず。

毎回の様に塁を賑わせながら得点は僅か２点の大拙攻。１２連戦の最初で下位チーム相手にこんな試合してたら、先が思いやられるわ。

中日大野とのエース対決。このところ藤浪の制球が荒れていたので心配していたが、ランナーを出しても要所を抑えるピッチングでなんとか踏ん張ってくれた。

マエケンに２安打に抑えられ、ヒース、大瀬良と繋がれて完封負け。中崎を出すまでもないってか。そらそうよなあ、戦う集団の体をなしてないもんなあ。

再三勝ち越しのチャンスがありながら、あと１本が出ずに延長１２回引き分け。勝てた試合を落としたと見るか、誤審のお陰で引き分けで済んだと見るか、難しいところやね。

男気黒田の前に打線が沈黙。岩田が自作自演の粘りのピッチングを見せるも踏ん張り切れず。とうとう首位の座から陥落。

４点のビハインドから追い上げて、終盤には連夜のサヨナラがあるかもと期待していたが、あと一歩のところで追いつけず。試合内容はよかったんやけどなあ。

多くの困難がありながらもなんとか追いつき，踏ん張り、そしてサヨナラ勝ち。シーズンが終わってから「あれが今シーズンのターニングポイント」と言われるかもしれんなあ。

岩崎の好投に水を差すようなおかしな采配。そこから悪手の連続で連勝がストップ。

制球が定まらない中日先発の濱田達を攻め、３回途中でノックアウト。勢いそのままに２番手小熊にも襲いかかり、この回７点のビッグイニング。大量点を背景に、能見が７回途中まで２失点と試合を作り２年ぶりの２桁勝利。

取りこぼしは絶対に避けないといけないカード。メッセンジャーの好投とワンチャンスを活かした攻撃で先勝。

ゴメスが来日以来初めて４番を外れ、福留が移籍後初の４番に座った。均衡を破るホームランはまさに４番の仕事。そして３番マートンがとどめの走者一掃タイムリー。クリーンアップを組み替えた甲斐があった。

作戦の差も、力の差も向こうの方が上やった。ほんまに情け無いわ。