作戦の差も、力の差も向こうの方が上やった。ほんまに情け無いわ。
前日は雨で試合開始を45分も遅らせたが、1回表2死に雨が強くなって中断。その後雨が強くなってノーゲームに。能見が丸、菊池を三振に取り、素晴しい立ち上がりを見せたというのに残念やった。
初回、先頭バッターの鳥谷がツーベースで出塁すると、お決まりのように上本が送りバント。いきなりのツーベースでマエケンも動揺してたはず。ランナーが2塁なのにアウトを1つ差し上げる作戦はどうかなと思う。
前回の対戦では鳥谷が出塁した後に大和がエンドランに失敗して三振ゲッツーになったので、それに懲りて積極的な作戦を採らんようになったんかな。
結局、福留が犠牲フライを上げて1点を先制したものの、取った得点はこれだけ。確実に1点を取って、チームに勢いをつける作戦ではある反面、1点しか取れない采配でもある。マエケンの立ち上がりが不安定なところを攻略しないとなかなか勝機が掴めないのに、この作戦では望みは薄い。
一方、広島は4回2死1・3塁で、岩田が1塁へ牽制すると同時に3塁ランナーの新井をホームに突入させた。岩田の1塁への牽制が高めに逸れたことと、慌てたゴメスがホームへゴロ送球してしまったために同点に追いつかれた。
ギャンブルではあるが、相手の意表を突いた采配。こういう勝負手をウチは出来んのよなあ。
その後、5回にランナーを溜めたところで飛び出したエルドレッドのスリーラン。穴も多いが、甘い球は見逃してくれない。
それに対してゴメスは4タコ。6回のチャンスではセンターフライ。それ以外の打席は三振。練習中にドローンを飛ばして遊んでる場合とちゃうで。
マンネリ化した采配で選手が緩んでいるようにも見える。優勝戦線で戦っていることを自覚させて、選手の気持ちを引き締めるような戦い方をせなアカンのとちゃうか。