虎談巷説　阪神タイガース的日常

狩野に続いて、上本が左足のハムストリングを痛めて登録抹消。ここへ来て故障者が続くのは痛い。

１２回表、田中の打球はセンター俊介の頭を越えてスタンドイン…と思ったら、グラウンドに跳ね返って来た。スローで見るといったんフェンスオーバーした打球が忍び返しに当たって跳ね返っていた。どうせビデオ判定でホームランに覆ると思ってたが、なんと審判団の判断はインプレーでランナー３塁で試合続行。
どう見ても金網に当たったとは見えんのやけど、審判団はどんな角度で撮ったビデオを見たんやろ。ビデオ判定そのものが信用出来んやん。
このお陰で負けずに済んだが、何か釈然とせんなあ。審判によってストライクゾーンの広さが全然違う事も含めて、審判のレベルが低すぎる。

初回の両チームの作戦が対照的なのが面白かった。先頭打者を出したときに広島はエンドランでチャンスを拡大して、エルドレッドの犠牲フライで得点。一方の阪神は送りバントで２塁へ進めて福留のタイムリーで得点。
広島は打線の勢いを重視したのに対し、阪神はクリーンアップ頼み。正解はないんやろうけど、いつも判で押したように送りバントなので面白味がない。少なくともクリーンアップが機能しないときは、作戦を変えた方がええように思う。

この日の能見は７回を２失点。５回には自らのヒットでチャンスメイクして同点のホームを踏んだ。しかし、それが影響したのか、６回以降はスタミナ切れで四球を連発した。打撃に対して意識が高いのはありがたいが、ベテランなんやからあまり無理をして欲しくない。ピッチングに専念出来るように野手がもっと打ってやらなアカン。７回の１死満塁、１１回の１死１・２塁はなんとかして欲しかった。

最後の攻撃で野手が足らなくなり、ピッチャーの打順で代打田上、ゴメスの代走にピッチャーの島本を起用。
本塁クロスプレーになったら危ないと、ラジオで真弓さんが言ってたが、あんたも西村憲に外野守らせたり代走で使たりしてたやん。
あの場面、代走に田上、代打藤浪やったら面白かったのに。

この３連戦で唯一勝てそうな試合やったのに引き分けで終わったのは残念やね。こうなったら何としてもマエケンを攻略してもらわんとなあ。

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