前カードの読売戦に続いてヤクルト戦も3タテを喰らわせ、これで6連勝。2008年以来ということは真弓監督以来、6連勝してなかったということ? そら低迷するわ。
藤浪が抹消されたことで、能見が中5日で登板。急に登板が決まった事が影響したのか、全般的にボールが高く、そこそこ打たれていた。それでも粘りのピッチングで7回まで犠牲フライの1点だけに抑える。
打線はヤクルト先発の八木の前に、ほぼ毎回ランナーを出すものの捉え切れず。
初回、無死満塁でマートンの打球がセカンド真正面のライナーとなって、大和がセカンドに戻れずゲッツー。良太も倒れて先制のチャンスを逃してしまった。
4回には1死1・3塁の場面で、藤井のセンターフライでマートンが本塁突入を試みるもアウト。
点が取れそうで、なかなか取れないでいた
それでも球数を投げさせたことが功を奏し、八木は7回132球で降板。
すると2番手松岡の代わり端、鳥谷がヒットで出塁。続くマートンの打席で盗塁を決めると、マートンがライトへタイムリーを放ち同点に追いつく。
ここでベンチが勝負に出た。マートンに代走田上を送ると、新井の初球にすぐさま盗塁を敢行。
タイミング的には微妙だったものの、キャッチャーの送球が逸れて外野に転がり、その間に田上は3塁にまで進んだ。
無死3塁となって気負いがなくなったのか、新井が見事にレフトスタンドへ勝ち越しのツーランを打った。最近の新井の鬼神ぶりは凄い。6番に置いとくのもったいないわ。
その裏、能見は水田にホームランを打たれて2点目を失い、、田中浩にツーベースを許したところで降板。7回1/3を2失点。緊急登板と言うことを考えると十分過ぎる内容だった。
後を受けた安藤がこの回をしっかりと抑えると、9回表には1死満塁のチャンスで、桧山が詰まりながらも前進守備のセカンドの頭を越すタイムリーで再び2点差とした。
最終回は久保。ここのところ失点が続いているので不安だったが、この日は見事に三者凡退に片付けた。
これで2008年以来の6連勝。いい感じで交流戦を迎えることが出来た。
ところで、4回のマートンのホームクロスプレーでヤクルト田中雅が鎖骨を骨折した。ヤクルトベンチは抗議に出てきたが、ホームをしっかりとブロックしてるんやから、タックル喰らっても当然だと思う。6回のマートンの打席で報復を仕掛けてきたが、それはちょっと違うんちゃうかな。
ヤクルトでは相川がブランコのタックルで左肩を亜脱臼してるし、前日も良太が中村にぶち当たってたが、そもそもぶち当たって行くしかないようなブロックをさせてることが問題なんとちゃう。