前の試合で手の甲に死球を当てられたて骨折の疑いのあった良太は、結局打撲だけで済んだらしい。無事でよかった。思わぬ場面でホームランを打ったり、たまたま四球で出塁するとその後に打線が繋がったりという事が多いので、意外と短期決戦のラッキーボーイになるかもしれんよ。
広島と2位を競って直接対決。本来ならCSの前哨戦でもあるので、しっかりと勝っておきたいところだったが、広島先発野村を攻めきれずに7−2で完敗。でも、これはこれでよかったように思う。手の内を晒してしまう必要はないもんね。
スタンリッジが3回6安打3失点でKO。ラジオの中継を聞いていて、カーブを封印しているところに、コントロールが荒れていたのが原因の様に感じたんやが、実際はどうやったんやろなあ。
スタンリッジほどのピッチャーなら、多少調子が悪くても、中盤まで試合を作る事は出来るはず。この日のピッチングは本気モードでなかったんちゃうかな。3回で降板させたのもKOという訳でなく、最初から5回6、70球程度の予定やったんやろね。
2番手以降は筒井、松田、玉置の見極め。
筒井はキラにヒットを打たれた以外は完璧なピッチングだった。左のキラもきっちりと抑えてくれたらよかったんやけどなあ。筒井が使えるとなると加藤の負担も減って、中継ぎの強力となる。
松田はちょっと使えそうにないなあ。出てきたときは面白いように抑えることができたが、ある程度調査されたらストレートだけでは無理やね。球児並みのストレートを投げられるんやったらええけど、そんなんは簡単に出来ることやないので、効果的な変化球をマスターするのがオフの課題やろね。
玉置は見極めというより経験を積ませるためのマウンド。2イニングをノーヒットでまずまずの内容だったが、四球2つが余計やった。
打線は10安打で2点だけと、いつもながらの拙攻。でも、6回に野村から2点奪ったところは評価出来るかも。これまでほとんど手も足も出んかった訳やし、連打でチャンスを作って得点出来たのは好材料。
上本も途中出場で2安打したし、ファームでは大和が故障後初打席でヒットを打ったらしいし、戦力的には整いつつあるんやないかな。