前半にしょぼいヒット２本で２点を先制するが、７回にバレンティンのツーランで追いつかれて延長に入る。延長１２回、相手のエラーで勝ち押し点が入り、それが決勝点となった。
この日はヤクルト宮本の引退試合。順位も確定したことやから華を持たせてあげてもよかったんちゃうかな。まあ、バレンティンが６０号の大台に乗ったし、宮本も最終打席であわやという当たりを打ったからまあええか。
先発は中４日のメッセンジャー。ＤｅＮＡ戦で２位が決まらなかった時の保険だったので、あまり無理せずに早いイニングで降板すると思ってた。しかし、三振を７つも奪いながら球数が１０１球という省エネピッチングで、意外にも７回まで投げて４安打２失点で降板。点を取られたのはバレンティンのツーランだけ。あの１球さえなければという内容だった。
これでメッセンジャーは奪三振が１８３となり、２位のマエケンに２９も差をつけて奪三振王は確定的になった。ＣＳでも期待してるで。
８回からは玉置が２イニングを無失点に抑えた。２イニング目の９回にヒットと盗塁で１死２塁と一打サヨナラの場面を迎えたが、ここはユウイチを歩かせて塁を埋めると、相川を三振、松井淳をショートゴロに打ち取った。ひょっとすると、このまま１軍に残ってＣＳの秘密兵器になるかも。
延長に入って、１０回から遼馬が２イニングをパーフェクト。１２回表に勝ち越してもらったのでプロ初勝利が転がり込んだ。
結果オーライやけど、１イニングで燃え尽きてしまうのか、２イニング目になると急に悪くなるなあ。
打線の方は西岡、福留、新井を休養させ、上本、今成、森田がスタメンで出場。
上本は３安打猛打賞で代役を見事に果たした。また状態が上がってきたようやね。
森田も当たりはあまりよくなかったけど２安打１打点。まだ本来のバッティングが出来てないみたいやけど、これをきっかけにしてもらいたいね。
燕・宮本 神宮の杜で６度宙に舞い、ファンと別れ
１９年間のプロ野球生活にピリオドを打ったヤクルト・宮本は、試合後、引退セレモニーでファンに別れを告げた。大型ビジョンではＰＬ学園高の恩師・中村順司氏、ヤクルト元監督・野村克也氏が映し出され、メッセージが届いた。家族から花束を受け取りスピーチに立った背番号６は「東京ヤクルトスワローズファンの皆様、神宮球場のファンの皆様、今までの応援は最高でした！」と感謝の言葉を並べた。最後はナインから６度胴上げされ、万感の表情を浮かべていた。（サンスポ）
