この日はみなとみらいの花火大会。花火が終わった頃からようやく打線が奮起。まさかベンチで花火を観賞してたんとちゃうよね。
ファームのオリックス戦で、岩田が６回途中４失点で降板。ストレートのキレはあったが、変化球はさっぱり決らなかった。オリックス打線の打ち損ないのお陰で４回まで無失点で済んだという感じ。梅野もピッチャーを追い込むようなリードをしているように見えた。２人ともまだまだやね。
岩貞は２回、２死１・３塁から戸柱にレフト線にポトリと落されて先制を許した。打ち取った当たりなのにアンラッキーやったね。８回に代打後藤にホームランを打たれて同点に追いつかれてしまうが、これもチェンジアップが高めに抜けたボール球を打たれたもの。２点を失ったがバッターとの勝負には負けていなかったと思う。
終始よく腕が振れていて、春先の好調を取り戻したような内容だったが、筒香にだけは２打席目以降も強い打球を打たれていた。
８回裏２死１・３塁で、筒香の打球は岩貞の左を鋭く抜く当たり。センター前タイムリーかと思った瞬間、鳥谷が追いついてアウトにした。筒香シフトのお陰で、いい当たりを悉く内野ゴロにしてもらった。
ここのところ好調のＤｅＮＡ打線から８回までに１１三振を奪うナイスピッチング。しばらく勝てなかった分をこれから取り返して欲しい。
前回久保に完封を許した打線は、この日も久保を打ちあぐねる。６回先頭の原口が、ようやくチーム初ヒットとなるツーベースを放つ。その後２死３塁とするが、打順の巡りが悪く、北條が敬遠されてしまい、岩貞が凡退して得点には至らなかった。
しかし、７回に先頭の福留がヒットで出塁。この打席で福留は初球にセーフティバントを試み、絶対に塁に出てやるという気迫を見せていた。これがチームに伝播したのかもしれない。続く原口がレフト線にツーベースを放ってチャンスを拡大。ゴメスの高くバウンドしたゴロがサードの頭を越えて、同点に追いついた。そして、ここで良太に代えて鳥谷。見事にライトへクリーンヒットを打って逆転に成功。
同点で迎えた９回表、マウンドには山崎康。試合の流れはややＤｅＮＡに傾いているようだっただけに、このイニングを簡単に抑えらるとマズイ雰囲気。
しかし、先頭のゴメスがバットを折られながらもセンター前に落として出塁。続く鳥谷が左中間を破るツーベースで逆転のチャンス。ＤｅＮＡベンチは北條を敬遠して満塁策を採る。
代打江越は１塁ゴロでホームフォースアウトになるが、続く�盪海�フルカウントから四球を選び、押し出しで勝ち越し点が入る。追い打ちをかけるように、大和が１・２塁間を破るタイムリーを放ち、２点を追加。中谷のセカンドゴロで、大和が１・２塁間に挟まれている間にもう１点入り、このイニング一挙４点を奪った。
打線に粘りが出て来た。勝とうとする意欲が見られるようになった。特にクローザーの山崎康を打ち崩したことは、今後の対戦でも自信に繋がるやろね。
ウル虎の夏が終わって、また元の打線に戻るんちゃうかと心配していたが杞憂やったね。
鳥谷はスタメン落ちしてから９打数６安打３打点の活躍。肩の荷が下りて楽に打てるようになったんかな。いつでもスタメンに戻れそうな気がするけど、復帰するのは連勝が止まってからになるかな。
新井さんが２０００本安打に続いて、通算３００号を達成。おめでとう新井さん。
でも、タテジマのユニを着ている間に達成して欲しかった。
甲子園で高校野球の練習が始まった。大分の女子マネージャーがユニフォーム姿でノックを手伝っていたが、途中でそれに気付いた大会本部に止められた。練習補助員とボールボーイは危険防止の観点から男子部員に限ると決っているらしい。おしとやかな女性像を抱いている人たちが決めたルールとしか思えん。昨今は女子部員を受け入れている高校が増えていると聞いている。試合に出られないのは仕方ないが、せめて練習の補助ぐらいは許可してもええんちゃうか。
