虎談巷説 阪神タイガース的日常

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打順の妙で和田を攻略
偶然なのか、読み通りなのか、打順の入れ替えがピタリとはまって和田を攻略出来た。岡田采配恐るべし。

先ず、フォークの神様、杉下茂氏のご逝去を謹んでお見舞い申し上げます。齢97歳、大往生でした。
現役時代は中日のエースだった。現役引退後は監督、コーチとして色んなチームを渡り歩いた。阪神の監督だった時期もある。解説者の時代にはキャンプ巡りをして、惜しみなく技術を伝授していた。フォークボール全盛時代の投手のほとんどが杉下氏の手ほどきを受けていたらしい。村山や球児のフォークも杉下氏から伝授されたものだったとか。
ご冥福をお祈りします。

5番ミエセス、6番佐藤輝。和田が左投げだからかなと思っていたが、それ以上に深い読みがあったようだ。本当かな?

来日初先発のビーズリーが初回に1点を失い、一方打線は3回まで和田にパーフェクトに抑えられる。このままずるずると行くんじゃないかと心配していたが、4回に満塁のチャンスを作り、ミエセスが犠牲フライを上げて同点に追いついた。
用兵の肝はここから。5回表、ピッチャーをビーズリーから島本に交代。ミエセスを下げて島本を3番に入れた。そして9番に島田。
ソフトバンク打線が3廻り目に入るし、島本に2イニング投げさせたい事を考えると、この采配はわからないでもない。それでも、調子が出て来たビーズリーと、打ちそうな気配のあったミエセスを同点の4回で代える決断をよくしたと思う。

6回、2死1塁の場面でちょうど島本に打順が巡って来て、原口が代打で登場。右中間へ勝ち越しのタイムリーを放つ。そして、続く佐藤輝が1か月振りのホームランを放って突き放した。

こうなったのは結果論なのか、それとも試合展開を読んだ采配の妙なのかはわからない。それでも、何か考えがあって、こういう采配をしたのは確かだ。動かなかったら何事も起こっていなかったような気がする。

佐藤輝のホームランは変化球を捉えたものだったが、インコースのチェンジアップを引っ張ってライトスタンドへ叩き込んだ。佐藤輝にはこれからも技ありのホームランではなく、思い切り引っ張った、ライトスタンドへのホームランを見せて欲しい。

湯浅がファームに落ちて、クローザーは岩崎に落ち着いたようだ。この日も9回裏をピシャリと締めてくれた。タイトルの事を考えると、今年も岩崎でいいのかもしれない。
auther : yohkura | 阪神タイガース | comments(0) | trackbacks(0) |
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