虎談巷説　阪神タイガース的日常

初回、ランナー２人を置いて、佐藤輝に久し振りのホームランが出た。これでルーキーイヤーから３年連続で２桁ホームランを記録。球団では田淵、岡田以来の３人目らしい。
何か掴んだのかと思ったが、２打席目以降はまたいつもの佐藤輝に戻っていた。たまたま打てたとしか言いようがない。飛ばす才能は間違いなくあるのにもったいない。

西純は初回の２死満塁のピンチを無失点で凌いだのが大きい。３回に１点を失ったが、先に点を与えるのと、リードの範囲内での１失点とでは大きな違いだ。この後はイニングを追う毎に調子をあげ、７回１失点の好投を見せた。
この日はいつもの梅野ではなく、坂本とバッテリーを組んだ。たまには相手の裏をかいて、バッテリーの組み替えてもいいように思う。

佐藤輝が打って、西純が好投して勝てたのはいいが、この日も１１安打しながら、初回の佐藤輝のスリーランと、２回の西純のタイムリーの４点だけ。毎回ランナーを出しながら、３回以降は無得点だった。ここが改善されないと、今後の戦いも苦しくなる。

前半戦８４試合を戦って、貯金１１、勝率。５６８。交流戦までは独走かと思われたが、今や
２位広島と１ゲーム差、３位ＤｅＮＡと３ゲーム差となってしまった。オールスターブレークの間にリフレッシュして、後半戦に挑んで欲しい。