先制されるもののコツコツと追い付いたが、1つのエラーからビッグイニングを作られた。打線は追いすがるものの6点差は厳しかった。
3回に才木が2点を奪われるが、すぐさま中野のタイムリーで1点を返す。4回には大山のホームランで同点に追い付き、打線の粘り強さを感じた。ところが、5回に才木が梶谷にソロホームランを打たれて勝ち越しを許すと、2死から木浪のエラーを始まりに四球と連打で大炎上でKO。リリーフした馬場も打たれて、このイニング6失点。
木浪のエラーはショート後方に上がったフライを落球したもの。エラーと断じてしまうのは気の毒な気がする。才木にはそれで心が折れるのではなく、カバーしてやって欲しかった。
7回に近本から始まる攻撃で3点を返し、8回には佐藤輝のホームランで1点を追加するものの、5回の6失点が重かった。
3番森下が1安打ながら2打点。大山、佐藤輝にもホームランが出て、クリーンアップが揃って打点を挙げながら勝てなかったのは残念だった。
この敗戦で2位転落。広島が10連勝で単独首位になった。まだ7月なので順位はあまり関係ない。着々と貯金を増やす事を目標として戦って欲しい。