昨日、９／２７の広島戦のチケットを買ったとき、シーズン最終戦のチケットはまだまだ余裕があったので慌てなくても取れるとたかをくくってたら、今日のサンスポで「阪神・金本引退試合、チケットほぼ完売」の記事が出ていた。慌てて虎チケで買おうとしたけど既に売り切れ。昨日のうちに取っとけばよかった。
スタンリッジは初回、いきなり連続ヒットで無死１・２塁のピンチを迎えるが、バレンティンをショートゴロ併殺に打ち取る。しかし、ミレッジに四球を与えて２死１・３塁とピンチの連続、続く川端は１・２塁間を破るヒット…と思われた打球に上本が追いつき、１回転して１塁送球アウト。立ち上がり不安定なところを守りに救われた。
その裏、先頭の上本は凡退するものの、大和、鳥谷の連続ヒットで１死１・３塁のチャンスを作る。良太は三振したが、フルカウントだったので鳥谷がスタートを切っていた。キャッチャー中村がセカンドへ送球し、鳥谷が１・２塁間に挟まれている間に大和が生還。
鳥谷は１・２塁間でそれほど粘ってなかったので、大和がセカンド送球と同時にスタートを切ってたんかな。それを見た鳥谷がスピードを落として自ら挟まれた。とっさに判断した２人の頭脳プレーで１点を先制した。
３回表、スタンリッジは先頭の雄平に左中間を破るツーベースを打たれると、送りバントで３塁に進められ、バレンティンのセンター前タイムリーで同点に追いつかれる。当たりはあまり良くなかったが鳥谷が追いつけなかった。
この日のスタンリッジは良くもなく悪くもなくという感じ。初回以外はコントロールは安定していて、しっかりとゴロ打たせていたが、当たりが悪すぎて内野安打になったり、後半歩というところで内野を抜かれたりしていた。野手とのリズムが合ってなかったんかな。
毎回ランナーを出しながらも粘りのピッチングを見せていたスタンリッジを今日も見殺しかと思われたが、６回に良太が四球で出塁すると、マートンのショートへの当たりを森岡が弾いて内野安打になって無死１。・２塁・新井はショートゴロ。ゲッツーかと思われたが、セカンドアウトのみで１・３塁。平野のセカンドゴロを田中が弾いて、ここもセカンドアウトしか取れず、その間に良太がホームインして勝ち越す。赤川にしっかりと打ち取られているのに、ヤクルト内野守備陣に助けられた。
スタンリッジは７回の攻撃で代打を送られて降板。７回を９安打１失点。ランナーを出しても併殺を３つも取ってもらい、粘りに粘った。
８回は加藤、福原、筒井の３人で１点のリードを死守。するとその裏、鳥谷、良太、マートンの３連打で無死満塁のチャンス。ここで新井はファーストファールフライに倒れる。金本の演出のためにチャンスを残してくれたんやと思っとこ。
そして、平野のところで代打金本登場。ヤクルトはピッチャーを正田にスイッチ。追い込んでから際どいコースは見送られるし、ストライクを取りに行くと１アル最上段へ大きなファールを打たれるで、投げる球が無かったんやろね。最後はフルカウントからはっきりと分かるなボールで押し出し。完全に金本の貫禄勝ち。
続く代打浅井は初球をセンターに上げ、マートンの代走俊介がタッチアップからホームイン。
３点差をつけて９回表は球児。出囃子がいつものと違ったので一瞬誰がピッチング練習してるのかと思った。金本の引退表明を受けてのサプライズ演出やったんかな。
先頭の宮本に四球を出し、代走三輪に走られるが、後続をしっかりと抑えた。
ヒーローインタビューはスタンリッジ。金本引退の事を振られ、この日のウィニングボールを金本にプレゼントすると言ってた。ええ奴やなあ。来期も居ってや。
着実に得点を重ねて勝ったものの、冷静に考えるとタイムリーはなく、相手に助けられたような感じでの勝利。打てないなりに何とかしたのは評価できるが、勢いは感じられない。
小宮山の起用について、ちょっと気になっている。肩は強く、リードに関しては経験を積んでいく段階にあるのは理解しているが、ワンバウンドの投球を弾く事が多すぎる。この日も福原のカーブを弾いてワイルドピッチにしてしまったが、もうちょっと何とかならんもんか。
それに打率は１４２。この日は４回２死満塁で打席が回ってきて内野フライに倒れた。その前の平野が１ストライクから４球連続ボールの四球で出塁していて、自分の打席でも２−０となっている場面やのに、なんで難しい球に手を出して、相手を助けるかな。
頑張って欲しいのは山々だが、今の内容では１軍レベルではない。
１７日の横浜戦で登板予定だった歳内が、腰の張りを訴えて、登板回避することが決まったらしい。残念やねえ。今シーズンもう１度登板するのは難しいかな。
