甲子園のダイエーに10/9のチケットが残ってないか見てきたら、外野1枚20,000円也。みずほシートに至っては80,000円。こんな値段で誰か買うんやろか。
能見と前田健のエース対決。能見が立ち上がり3人で終わらせると、前田健も上本、大和をさくさくと打ち取り、お互いに当分点が入りそうにない雰囲気。しかし、続く鳥谷が初球を叩いてライトへ先制ホームランを放つ。
金本、城島と大物が相次いで引退する中、来期は自分が先頭に立ってチームを引っ張らないといけないと思ってくれてたらええねんけどなあ。
4回には良太がツーベースで出塁し、金本のライトフライで3塁へ進むと、森田がセンターへきっちりと犠牲フライを上げて前田健から2点を奪った。
前田健のように、なかなか大崩れはしてくれないピッチャーが相手のときは、こういうそつの無い点の取り方が必要。今シーズンは打線が低調だっただけでなく、こういう点の取り方が出来てなかったもんなあ。
能見は安定した内容で4回までノーヒットピッチング。5回先頭の丸に初ヒットを打たれたが、後続をしっかりと断って危なげの無いピッチングを見せてくれた。
最大のピンチは7回。1死から3連打を浴びて満塁のピンチを迎える。しかし、代打廣瀬を見逃し三振に打ち取ると、阿部も空振りの三振に仕留めてこのピンチを逃れた。その後はヒット1本与えることなく最終回まで投げ切った。
これで能見は10勝目。三振の数も前田健に並んでリーグ2位となった。トップの杉内とはあと7つ。抜いて欲しいけど、向こうもあと1回は登板機会があるから難しいかな。
試合前に球団を代表して鳥谷から石井琢へ花束を贈呈。1クセも2クセもある選手がだんだん減っていくのは寂しい事やね。
鄭が戦力外になった。中村GMは3番目の助っ人投手としてはもの足りないと言ってるが、元々そういう位置づけで入団させたんと違うやん。あくまで若手ピッチャーとして採った筈なんやけどなあ。