読売戦で1点を争う戦いをするのとは全く違って、緊張感のなくダラダラと延長12回までやって勝てなかった。それにしても、この決定力のなさはどうにかならんもんかなあ。
ヒット11本に9四球と20人のランナーを出しておいて、得点は鳥谷のツーランの2点だけ。再三チャンスがありながら三振、凡打、併殺のオンパレード。見ていてあきれるわ。
8回、浅尾が乱れて3連続四球で1死満塁のチャンス。ここで代打桧山。最高の盛り上がりだったが、桧山は三振に倒れる。まあ、神様も毎度結果が出るわけではないわな。続く代打坂はショートファールフライに倒れて勝ち越しできなかった。
相手が右の浅尾だったので桧山の代打起用は間違いでなかったと思うが、満塁というシュチュエーションを考えたら関本を起用してもよかったのかもしれん。なんせ浅尾のコントロールがばらついていて押し出しの可能性もあったので、関本の選球眼に賭けてもよかったんちゃうかな。
10回に先頭の新井がヒットで出塁。狩野に送りバントをさせて2塁に進めたところで代打関本。当たり前のように歩かされた。こんなん素人でもこうなるの分かるやん。短期決戦でもこういう戦い方をするつもりなんかね。スパイスはどこにあるねん。
先発秋山は初回にクラークの一発を浴びるものの、その後は好投を見せ、6回まで1失点。その裏に鳥谷のホームランで逆転してもらい、勝ち投手の権利がついた。
しかし、7回先頭の高橋周にツーベースを打たれると、送りバントと犠牲フライで同点に追いつかれて、またもや勝ち投手になれず。
6回裏の攻撃で秋山に打席が回ってきたら代打を送る用意をしていたんやから、7回からは継投でよかったんちゃうかな。秋山は心のどこかで、自分は6回で終わりと思ったんとちゃうやろか。
秋山もここというとこをしっかりと打ち取らなアカンけど、ベンチももうちょっと頭を使った采配をして欲しいもんやね。