相手エラーを足がかりに3本のツーベースで4点を先制。余裕で勝てると思ってたが、能見がまさかの10失点で逆転負け。まあ、こんな日もある。開幕戦とは言ってもたかだか1/144。…ということにしとこ。
スタメンは鳥谷、大和、西岡、ゴメス、マートン、今成、福留、清水、能見の並び。
出塁率の高い鳥谷を1番に据え、何かやらかしてくれそうな西岡を3番にしたのは納得。でもオープン戦で試せてないんよなあ。
ゴメスはオープン戦後にファームの中日戦で1安打したことで4番に抜擢。1試合でバッティングが良くなるとは思えんのやけどなあ。4番をマートンにして7番辺りで様子を見るか、新井を起用した方がええんちゃう。
清水に開幕捕手は荷が重くないか。ここは藤井の方が安心出来るんやけどなあ。
試合前はそんなことを思ってた。
3回無死から清水が相手エラーで出塁。能見の送りバント、鳥谷の進塁打で2死3塁となって、大和の当たりは高いバウンドで3塁の頭を越して、そのままファールグラウンドを転々とするツーベース。これで1点を先制。
西岡四球で1・2塁。ここでバッターはゴメス。期待と不安で複雑な気持ちで見ていたら、なんと3塁線を鋭く破るタイムリーツーベース。外の誘い球に手を出さず、しっかりと打ってるやん。
更にマートンが左中間を破るツーベース。こちらは今年も勝負強いところを見せてくれた。
オープン戦では繋がらなかった打線が、いざシーズンに入ったとたんに繋がった。クリーンアップが打つと強いわ。
これで菅野を早々にノックアウトと行きたかったが、得点出来たのはこのイニングだけ。この辺は去年と変わってないか。
早々にノックアウトされたのは能見の方。
1回、2回はなんとか抑えたが、4点取ってもらった直後に2死から4連打されて1点差に迫られる。
4回、坂本にホームランを打たれて同点にされると、5回には四死球でランナーを溜めて橋本のタイムリーで勝ち越しを許し、更に坂本のタイムリー、片岡のスリーランで一挙6点を奪われた。
立ち上がりからボールが高めに浮いてたし、変化球も決まらず、修正できずじまい。
キャッチャーが藤井だったら、また違った展開になってたかもしれんのになあ。
開幕ゲームを落としたのは悔しいが、点差が離れすぎているので能見と清水以外はあまりショックを受けていないかも。
それより、金田、二神が終盤2イニングを無失点に抑えたとか、彼らをリードしたのが、田淵以来となる新人捕手の開幕戦出場を果たした梅野だったとか、負け試合であったものの収穫はあったんちゃうかな。
それにゴメスも結果を出せたしね。