全日程が終了し、競っていたタイトル争いも決着がついた。うーん、これだけのタイトルホルダーが居ながら他力本願の3位とはなあ。
投手部門
最多勝利 メッセンジャー 13
最多奪三振 メッセンジャー 226
最多セーブ 呉昇桓 39
最多ホールド 福原 38
投球イニング メッセンジャー 208.1
メッセンジャーはこれ以外にも完投が3試合、完封勝利が3試合でリーグタイの成績。
エース能見がふがいなかった分、先発投手陣を引っ張ってくれた。
呉昇桓は前評判通りの39セーブ。打たれたシーンばかりが印象に残っているので、最後まで不安視していたが、よく考えれば日本球界1年目でこの成績は流石。来年はもっと信頼するから。
福原もボロボロになるまでよく投げてくれた。
来シーズンは少しでも楽が出来るように、中継ぎがしっかりしてくれたらなあ。
タイトルには至らなかったが、この2人もよく頑張った。
岩田が規定投球回数に到達し、防御率2.54で2位。
最初は全く期待出来なかったが、シーズン途中にひげを伸ばし始めてから別人のような働き。
無援護体質で勝ち星が伸びなかったのが残念やった。
藤浪は悩みながらもローテを守ってくれた。
昨年の勝ち星を上回り、奪三振はマエケンを抑えて2位。
来年は右のエースに成長してや。
打撃部門
最多打点 ゴメス 109
最高打率 マートン 338
ファンも解説者たちもゴメスには謝罪せなアカンよw
キャンプ入りが遅れて、オープン戦はなかなか出て来ず、出たら出たで三振の山。
こんなに活躍するとは誰も思わんわなあ。
来期はホームランと打点の2冠を狙ってもらいたいもんやね。
マートンは来日して初の首位打者。
来日1年目で最多安打の記録を作ったのに意外という話がよく言われているが、調べてみるともっと意外な事がわかった。
来日1年目の2010年のマートンの打率は349で、今年より成績がよかった。残念ながら、この年は現ロイヤルズ青木が358で首位打者になった年。運がなかった。
今シーズンは大きなスランプもなく打ち続けたという感じやったし、守備に対する意識も例年と違うように見えた。
外国人選手4人が揃ってタイトルを取るとは想像してなかった。特にゴメスは嬉しい誤算やったね。
さあ、もうすぐクライマックスシリーズ。
リーグ優勝は逃したが、チャンスを貰えたんやから、勝ち上がって阪神なんば線シリーズにしてもらいたいね。