メッセンジャーがスライド登板をものともせず、7回3安打1失点でハーラートップの4勝目。月間MVPが見えて来た。
投手陣全般に昨年の力を発揮出来ていない中、メッセンジャーだけが着実に勝ち星を挙げている。今シーズンはパワーから技のピッチングに転換した。すでに緩急を使ったスタイルも板についてきた。
1点リードの6回。坂口のヒット、山田への四球で1死1・2塁。ここでバレンティンに変化球をひっかけさせてサードゴロゲッツーに打ち取った。4回と同じ轍を踏まないぞという、いい配球だったと思う。
ドリスがまた失点。今シーズンは既に8セーブを挙げているとはいえ、失点することが多い。他のリリーフ陣も良かったり悪かったりで不安やね。
打線は無死満塁のチャンスで1点しか入らなかったり、得点圏でクリーンヒットが出ない。ただ、どん詰まりでもなんとかタイムリーになってくれたのが幸いした。これも「執念」があったからかな。
どんな当たりであっても大山にタイムリーが出たのはよかった。練習してきたスイングが出来たらしいので、これから上向くことを期待したい。