西が７回途中３失点で負け投手に。四死球の連発から失点されるとか、投手戦で先に点を取られるとか、エースらしさはまだ戻っていない。それでも、何試合振りかで長いイニングを投げられて、試合を作る事が出来た。
３番レフト小野寺、６番ライト井上。ノイジーの調子が落ちてきているとは言っても、小野寺を３番で起用するというのはどうなのか。ミエセスはどんどん色んなピッチャーと対戦させないといけないのに、なぜベンチスタートだったのか。代打で出すこともなく完封負けしたのはなぜなのか。岡田監督の意図が分からない試合だった。
西は序盤を１安打に抑え、上々の立ち上がりを見せた。ところが、４回も簡単に２アウトを取った後、村上、サンタナに四球を与えると、中村には当ててしまい、満塁のピンチを迎える。ここでオスナにタイムリーを打たれて２点を先制された。
突然の乱調はいったい何だったのか。７回にも１点を失うが、これは打ち取った当たりが内野安打になったもので、実質乱れたのは４回だけだった。
次の登板では西本来の姿を見せてくれるのではないだろうか。
打線は石川の老獪なピッチングの前に抑えられた。チャンスがなかった訳ではないが、うまくかわされてしまった。
３回の１死１・２塁で近本、中野が凡退。４回無死１塁では大山、佐藤輝、井上が凡退。６回の無死２塁では中野、小野寺、大山が凡退。凡退の仕方もランナーを進めることも出来ずにアウトカウントだけが増えるだけだった。
前日の吉村と言い、この日の石川と言い、苦手ピッチャー相手だとさっぱり打てない。それならば、早くマウンドから降して、中盤以降に掛ければよい。
次のピッチャーはサイスニード。同一カード３連敗だけは喰らわないで欲しい。
