読売に3連勝。阪神ファンにとって、これほど愉快な事はない。3試合とも競った試合で、7回裏に相手のミスや四死球を足掛かりに、勝ち越し、逆転といった展開にも痺れた。
才木が前回にも増して素晴らしいピッチングを見せた。6回まで1安打。このまま完封しそうな勢いだったが、7回に秋広にソロホームランを浴びて同点にされてしまった。それでも、その裏に打線が勝ち越してくれて、勝ち投手に。7回2/3を3安打1失点、10奪三振を奪う好投だった。
8回2死からは岩貞がマウンドに上がり、代打ウォーカーを三球三振に打ち取った。そして、9回は3点リードで湯浅が登場。ヒットを2本打たれたものの無失点に抑えて、クローザーとしての試運転も出来た。
打線の方は、4回にミエセスのホームランで1点を先制。7回にはヒット、エラー、四球で1死満塁となって、ノイジーのタイムリーで1点を追加。続く大山もライトへツーベースを放って2点を追加した。ここのところ、点を取った後に更に追加点を取る場面が多い。選手の集中力が増しているように思う。
これで8連勝。貯金は17に増やした。気持ちに余裕を持って、交流戦を戦う事が出来る。