虎談巷説　阪神タイガース的日常

１点リードの７回、ビーズリーに代わって桐敷がマウンドに上がった。簡単にツーアウトを取って、ブリンソンもレフトフライに打ち取ったが、この打球を島田が落球。そして、続く中田翔にホームランを打たれて逆転されてしまった。直後の８回表に中野のソロホームランが飛び出し、そのまま延長戦に突入。延長１１回、１死満塁で梅野の打球はセンター方向ｈへふらふらっと上がるポテンヒット。これで三塁ランナーが還って勝ち越した。ここでまた島田。二走島田が３塁でフォースアウトになって、梅野の記録はタイムリーヒットではなく、珍しいセンターゴロになった。流れを引き寄せるには不十分な結果になったが、続く木浪のツーベースで２点を追加して読売を振り切った。

島田の２つのミスを皆でカバーした。打者だけでなく、投手陣も島本、ケラー、加治屋、岩崎と無失点でつないでくれた。島田は泣かなくてもいいから、次に出場するときは他の選手を救ってやって欲しい。

梅野がこの日は先制タイムリーと勝ち越し打。最近タイムリーをよく打ってくれている。下位打線で点を取れているのは強みだ。

これでこのカードも勝ち越しを決め、加えて読売の自力優勝も消した。着実にアレに向かって進んでいる。