虎談巷説 阪神タイガース的日常

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18年振りのリーグ優勝
「やったー!ようやく優勝や!」
テレビで観戦していて、優勝の瞬間に出た言葉はこれだけだった。本当はもっと喜んでいいのだろうが、これ以上の言葉が出て来なかった。優勝慣れしてないからだと思う。

この試合、才木と赤星の投手戦になった。序盤の才木は外野フライをポンポンと上げられ、そのうちに一発を喰らうのではないかと心配していた。しかし、4回以降は外野へ飛ばされることもなくなった。7回に岡本にホームランを打たれたものの、優勝が掛かった試合を1失点に抑える好投を見せてくれた。

打線は初回の先制のチャンスで大山が併殺に倒れたり、4回の無死満塁で佐藤輝が三振、ノイジーが併殺に倒れるなど、緊張していつもの力が出せていないのではないかと思っていた。
しかし、6回に近本、森下のヒットで1死1・3塁のチャンスを作ると、大山の犠牲フライで先制点が入り、続く佐藤輝がバックスクリーンへ20号ツーランを放って3点のリードを得た。
その後、7回に1点ずつ取り合い、8回に読売に1点を取られて、4−2で9回を迎えた。

9回に岩崎がマウンドに上がるとき、横田の登場曲の[栄光の架け橋」が流れる。すると、観客席から歌声が聞こえ、大きな合唱になった。このとき思わずうるっとなった。
1死から坂本に一発を浴び、秋広にツーベースを打たれて雲行きが怪しくなったが、代打梶谷の1・2塁間を襲う強烈な打球に、中野が追い付いてアウトにして2アウト。そして、最後のバッター、北村をセカンドフライに打ち取った瞬間、「アレ」が「優勝」に変わった。

選手が主役の筈だが、なぜか岡田監督が目立っていた。
優勝監督インタビューで青柳と西をいじり、ビールかけのときの挨拶では、待ちきれない様子ではしゃぐミエセスに「ミエちゃん、主役ちゃうよ、今日は」「成績にちなんだ暴れ方をしてください」と笑いを取った。こんな面白い事を言う人ではなかった筈なのだが。岡田監督も経験を積んで、人心掌握の手法を身につけたのだろう。

さあ、18年振りのリーグ優勝の次は38年振りの日本一が目標になる。より大きな目標に向かって、岡田監督がどうやって選手のヤル気を引き出すのかが楽しみだ。
auther : yohkura | 阪神タイガース | comments(0) | trackbacks(0) |
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