虎談巷説　阪神タイガース的日常

大竹の最高勝率をアシストするために、この日のスタメンはフルメンバーだった。

大竹は１回、２回とヒットと四球でランナーを溜め、大竹らしくないピッチング内容だった。しかし、３回、４回と三者凡退に抑え、５回はエラーとヒットでピンチになるものの、併殺で切り抜けた。さすがは広島キラーと言われるだけある。
大竹は規定投球回数をクリア出来ないので、タイトルとは無関係だと思っていたが、最高勝率は規定投球回数に関係なく、１３勝以上の投手に権利があるらしい。タイトルｍであと２勝。ここまで来たのだから是非狙って欲しい。

佐藤輝が５打数４安打３打点の大活躍。森下モデルのバットを使うようになってから、見違える程の結果を出している。インコースのボールも腕をたたんでさばけるようになったし、ボール球にバットが止まるようになった。バットのヘッドが軽くなったからだろう。佐藤輝のパワーがあれば、軽いバットでも球威に負けずに飛ばせると思う。なぜ今までこれに気付かなかったのだろうか。

ノイジーがツーランとスリーランを連発して、５打点を叩き出した。すごく今さら感があるが、ポストシーズンの戦いもあるので、今から調子を上げてくれるのも大歓迎だ。それにしても、秋の異変なのだろうか。

この日は守備で、内野手全員が１つずつエラーをした。どうやらイレギュラーバウンドしたかららしいが、自分の守備位置周辺の土慣らしも内野手の仕事だと思う。余りにもグラウンド状態が悪いのであれば、トンボかけを要求してもいいと思う。

この日は広島先発の森下から７点を奪い、５回途中でノックアウトした。広島も２位キープで必死になっているので、何か試した訳ではないだろう。広島とはＣＳで当たる可能性が高いので、森下を攻略出来たのは大きいと思う。