虎談巷説　阪神タイガース的日常

ここのところ攻守に精彩を欠いている佐藤輝を６番に下げて、大山を４番、井上を５番に据えた。大山の先制タイムリー、井上の同点ホームランでクリーンアップは一応機能したが、得点はその２点だけ。東の立ち上がりを攻めきれなかったのが終盤まで響いた。

村上は５回まで２失点で頑張っていたが、６回１死ランナーなしの場面でオースティンにソロホームランを打たれた。６回表に井上のホームランで同点に追い付いた直後だっただけに、痛い失投だった。

初回の大山のタイムリーの後、井上がツーベースを打ってチャンスを広げたが、佐藤輝が三振して１点止まりとなった。ここでヒットが出ていれば、この試合の流れは大きく変わったと思う。
この日の佐藤輝は２三振にショートフライと１塁ゴロ。外野にボールが飛ばなかった。６番に降格してもキーマンであることには変わらない。早く調子を上げてもらわないと困る。

このカード、負け越しが決定。４位ＤｅＮＡとのゲーム差が１．５差となった。連覇どころか、Ａクラスも危なくなって来た。