男子サッカーオリンピック代表が、スペイン相手に前半の1点を守りきって大金星。一方、タイガースは1点先制したものの、守りのミスで同点にされ、更に逆転、ダメ押しでズルズルと敗戦。今の状況って、暗黒時代より酷いんとちゃうか。
先発久保は打たせて取るピッチングで4回まで1安打ピッチング。立ち上がりは外野フライが多く、少し危ないかなと思っていたが、3回からようやく安定してきた。
ピッチングが尻上がりに良くなってきた上に、鳥谷のタイムリーで1点を先制して貰い、ひょっとしたら勝てるかもと思ったが、守りが足を引っ張った。
先制した直後の5回裏、1死1塁の場面で谷繁のサードゴロを良太が弾いてオールセーフ。ワイルドピッチでピンチを広げると、堂上剛のタイムリーで同点に追いつかれる。
6回に1死1・3塁のピンチを迎えたところで筒井とスイッチ。その筒井の代わり端、森野にライトへヒット性のライナーを打たれる。柴田が追いついたとこまでは良かったが、グラブの土手に当てて落球。逆転を許してしまった。
当たりがヒット性だったからエラーにならなかったが、追いついているのなら取って当たり前の打球。3塁ランナーが気になったんやろうけど、先ずは捕らんと話にならん。
久保は後始末を自分でさせてもらえないばかりか、負けがつくわ、自責点がつくわでさんざん。
7回にはランナー1人を置いて福原が谷繁に被弾。これぞ失投というような真ん中高めのボールやったなあ。
打線は5回の鳥谷のタイムリー以降は8回までランナーを出せず。9回にようやく新井、檜山の連打でチャンスを作るがそこまで。
投攻守すべてにおいてここ一番の踏ん張りが効かない。選手個々の調子もよくないが、そもそもチームの雰囲気が暗い。今の1軍戦力だけでどうこうするんやのうて、大幅に1・2軍を入れ替えてみたらどうか。打線も固定観念にとらわれずに猫の目打線でええやん。とりあえず1つ勝たんことには波にも乗れんわ。