先発全員の１２安打を放ちながら得点はたった３点。見事な拙攻ぶりで追加点を奪えず、挙げ句の果ては逆転負け。
不振のブラゼルをとうとうファームに落として俊介を登録。対応が遅すぎるように思う。それに俊介を上げたんなら、いきなりスタメンで使ってみるとか考えんのかな。いつもながらに若手の使い方に疑問を感じる。
１回、２回と得点圏にランナーを進めながら得点には至らない。１回はチャンスで新井がいつものようにスイングアウトの三振、金本も当てただけのセンターフライ。２回は平野がボテボテのセカンドゴロ。いつもながらフラストレーションが溜まる。
３回、大和のサード強襲ヒットと鳥谷のライト前ヒットで無死１・３塁と先制のチャンス。しかし、新井は初球を打たされてショートゴロゲッツー。この間に３塁ランナーの大和が生還して最低限の仕事にはなったけど、こんな点の入り方は期待してないで。３連勝中は４番らしい働きをしてくれて、殻を破ったと思ったんやけどなあ。
４回にはマートン、良太、藤井の３連打で１点を追加し、尚も無死１・３塁。岩田が送って２・３塁となって打線が上位に戻るが、平野の内野ゴロの間にもう１点が入っただけ。もの足りんなあ。
岩田は課題の立ち上がりを０に抑えると、中盤まで安定したピッチング。このまますんなりと行くかと思ったが、２点を返され１点差に迫られる。大竹にバスターは防ごうと思えば防げただけに痛かった。
８回、先頭の金本がエンタイトルツーベースで出塁し、突き放すチャンス。続くマートンは送りバント失敗のピッチャーフライ。点が取れない流れなので、何とか１点を取りに行く策なんやろうけど、日頃バント練習してないマートンにやらせるかな。
しかし、良太の打席でワイルドピッチが出て、ランナーは労せず３塁へ。良太は敬遠気味に歩かされて１死１・３塁とチャンスが広がる。
ここでバッターは藤井。いや、なんで代打ちゃうの。藤井そのままなら、なぜ普通に打たせるのか。マートンにバントさせてまで１点にこだわるんなら、スクイズさせるとか、せめてスクイズするポーズがあってもええやん。普通に強行させるなら今成でも檜山でもよかったんちゃう？
この後、檜山が死球で出塁して満塁となるも、平野は平凡なライトフライで追加点ならず。
その裏、ピッチャーは筒井。先頭バッターに四球を与え、送りバントで２塁に進められたところで福原にスイッチ。前田智を打ち取ってツーアウトまでこぎつけるが、エルドレッド、堂林に連続タイムリーを打たれて逆転を許す。ここのところ福原が失点するケースが増えて来ている。榎田不在の影響が徐々に出始めてるかな。
三連勝した後は貧打で完封負けと拙攻で逆転負け。負け方として良くないわな。
