サヨナラのチャンスにゲッツ・ジャガーが大技時間差ゲッツーを繰り出して敗戦。またもベンチの采配で負けた。
球場に着くと、松村邦洋が警察の盗難防止のキャンペーンで来ていた。うちわを貰ってしっかりと握手。写真と撮ろうとカメラを出したら、充電するのを忘れていて動かず。、仕方ないので携帯でパチリ。
久保とソトの投げ合い。共に8回まで0を並べる投手戦。しかし、お互いに毎回のようにヒットや四球のランナーを出す。テンポの悪さが打線のリズムを崩して得点に結びつかなかったという感じに見えた。外野から見てたのでよくわからんが、球審吉本のストライク・ボールの判定も辛かったんちゃうかな。
0−0の同点で迎えた9回、球児がマウンドに上がる。久保もよく抑えていたとはいえ、120球を超えていたので降板はやむなし。そして、球児を選択したのもセオリー通りだから間違いではない。ただ、球児は最近、3回に1回は打たれてるんよなあ。おまけに京セラドームのマウンドが苦手と、言い訳がましい事も言ってるし。
代わり端、山崎に左中間へツーベースを打たれると、谷繁の送りバントで代走岩崎が3塁へ進み、続く平田のショートへの強い当たりを鳥谷が弾いて得点を許してしまう。
その後、球児は四球とヒットで2死満塁のピンチを向かえるものの、荒木、和田を打ち取って最少失点で切り抜けた。荒木、和田を抑えられるんやったら、その前に平田を抑えとけよ。
なんかちょっとずつ惜しいプレーやったね。山崎のツーベースは大和があと少し素早く処理していたらセカンドでアウトに出来たやろし、鳥谷も前進守備でバウンド合わせるの難しいのはわかるが、前に弾いてさえいたら失点は防げた筈。球児もストレートをあれだけまともに捉えられるとはなあ。球児も全盛期からだいぶ経ってるし、失点はある程度覚悟しとかなアカンやろね。
その裏、先頭の良太がヒットで出塁し、柴田を代走に送る。俊介の送りバントを山井がセカンドへ悪送球してオールセーフになり、サヨナラの流れが来た。
ここでバッターは新井。片岡コーチが新井に直接作戦を指示。しかし初球バントの構えから空振りし、セカンドランナー柴田が飛び出してサードでタッチアウト。飛び出した柴田も悪いが、それより当てられなかった新井の方が問題。ランナーセカンドでのバント空振りは往々にしてこういう結果になるので、行くと決めたら見送りも空振りも絶対にしたらアカン。実戦でほとんどバント経験がないのに、こんな難しい場面でバント指示したベンチがアホ。バントさせるんやったら関本を代打に送っといたらええのに。
結局新井は三振で2死1塁とチャンスは萎む。フルカウントでなかって良かったね。フルカウントで俊介がスタート切ってたら、三振ゲッツーで時間差トリプルプレーになってたかもしれん。
その後、檜山が粘った末に四球を選ぶも、代打今成が三振してゲームセット。
それにしても勝つのは選手が調子よく打っているときだけで、ベンチが何か采配を振るうと裏目に出てばっかり。だいたい新井のバントなんて、前回の失敗で懲りてないんかな。新井を関本クラスの選手と同じ使い方をしているのも問題。技術的な面だけでなく、選手のモチベーションを高める努力をしてるんやろか。それでなくとも優勝という目標は潰えて、Aクラスを目指すのも風前の灯になってるんやから。そういえば、マートンの一件についてもエラーしたことで人格まで否定する発言があったとの話がある。一般の企業でも管理職が一番してはいけないこと。そんなことしてたら誰もついて来んようになるわ。
新井も新井で試合に入り込めてないように見える。選手会会長の仕事が忙しいので同情の余地はあるけど、打てないわ、バントもダメって、若手なら即刻ファーム落ちになってるで。