日曜日の読売戦を見に行く予定だったけど、藤浪が登板するというので予定変更して日ハム戦を観戦。それにしても日差しがジリジリと暑かったわ。
まず、先発投手の発表でスタンドが沸く。初球のストレートがストライクになるとまた大きな拍手。最初のアウトを取ったら、またスタンドが沸き、最初のイニングを3人で抑えるとまた大きな閑静。ファンはみんな藤浪の親みたいな目線で見てたんやろね。
マウンドで足の位置を決めているところ。ちょこちょこと歩数を数えて位置を決める選手が多いけど、藤浪の場合はダイナミックに1歩踏み出して位置決め。足長いなあ。
5イニングを無安打無失点という期待をしていたが、それは流石に難しかったようで、4イニングを5安打1失点。高卒ルーキーの初登板としては合格点かと思う。ストレートは150キロを越え、最初の2イニングは相手にまともなバッティングさせてなかったもんなあ。
3イニング目に入って、大引にヒットを打たれるとスタンドから大きなため息。その後、牽制悪送球で一気に3塁まで走られると、鶴岡のタイムリーで1点を失う。その後も連打を浴びて1死満塁のピンチを背負ったが、アブレイユのバットをへし折ってショートゴロ併殺で切り抜けた。
ピンチを背負っても落ち着いて投げている姿は並みの高卒ルーキーやないね。ふてぶてしいというのではなく、冷静に淡々と投げているという感じやった。
無難に抑えて終わるより、色んな場面を経験できて収穫はあった。日ハムのスコアラーの話からも、変化球を投げるときに腕が緩むと指摘されていることやし、課題が見つかってよかった。
藤浪のデビュー戦を援護すべく打線は鳥谷抜きのベストメンバーを並べたもののこの日は沈黙。若手を使った方が得点力があるんとちゃうか。
5回に福留のツーベース、藤井のタイムリーで同点に追いついて、藤浪の負けは帳消し。オープン戦なので勝ち負けは関係ないとは言え、初登板で黒星はちょっとかわいそう。ベテラン2人が頑張ってくれた。
5回から加藤が2イニングを1安打で抑える。筒井が肩の張りを再発させてしまい、開幕が絶望的らしいので、加藤に頑張ってもらわんとね。
伊藤和が2イニングを4安打3四球の2失点。よく2失点で済んだという内容。ランナーを出すと、マウンドで1人じたばたしているように見えた。藤浪の方がよっぽどマウンド度胸があるやん。多分ファーム行きやろね。
9回は二神が登板。この日は3人でピシャリ。フォーム改造後、だんだんよくなって来ているように思う。オープン戦に入って、すべて最終イニングで投げさせているが、抑えとして使っていくつもりなんやろか。
最終回に日高が代打で登場。勝負強いところを見せて、1点差に迫るタイムリーを打った。終盤に左の代打の1番手、そのまま守りにつくというパターンになるのかな。
続く伊藤隼は三振でゲームセット。ネクストに檜山がいたので、何とか繋いで欲しかったなあ。