出塁率と走塁を評価して鳥谷を1番に起用。山本監督、気付くの遅いわ。
WBCが始まってからここまでノーヒットの鳥谷。初回から四球を選んで先制の足掛かりを作ることを期待されてたのに、首脳陣の期待を裏切る先頭打者ホームラン。「ほら、鳥谷をもっと活用したらここまで苦労してなかったのに」と思った阪神ファンがどれだけいた事か。
これまでホームランの無かったチームなのに、鳥谷のホームランがきっかけとなって怒濤のホームラン攻勢。
2回は松田のツーランと内川のスリーラン、3回は稲葉のソロ、4回には糸井のスリーラン。5回、6回は阿部と松田のタイムリーで細かく得点し、7回には坂本のグランドスラムでとどめを刺した。
7回コールド勝ちで1足お先に決勝ラウンド進出を決めた。
17安打16得点。ホームランは6本で、サイクルホームランのおまけ付き。いくら狭い東京ドームとは言っても、これだけ派手な空中戦をやらかすとは思っても見なかった。オランダの選手はパワーがありそうなので、外野フライに打ち取った当たりが入ってしまうんやないかと心配してたぐらいやもん。
先発マエケンは5回を1安打9奪三振の無失点。オランダ打線を翻弄して、球数66球の省エネピッチング。前回登板のときよりも更に素晴らしいピッチングを見せてくれた。
6回からは内海。次の試合かと言われていたが、なぜか前倒しで登板。
その内海、先頭打者に四球を出すとヒットと死球で満塁のピンチを迎え、バレンティンのツーベースで3点を返される。リリーフした山口もタイムリーを打たれてこの回4失点。
点差が離れてたので、色々と試したかったんかも試練が、ここの継投はどうも納得いかんなあ。
これだけ打つと次の試合は打てんのとちゃうかと心配になるのが、阪神ファンの悲しい性。みんな大振りになってなかったらええねんけどな。
オランダvsキューバの試合は競った末にオランダがサヨナラ勝ち。よって、決勝戦は再びオランダと対戦することになった。今度はどんな試合をしてくるかな。