引き分けを挟む3連勝で、開幕戦以来の貯金1。打線の援護が期待できない中、投手陣がよう頑張ってるわ。
メッセンジャーが散発4安打無四球の完封勝利。本来のキレはなかったらしいが、それでもこれだけしっかりと抑えられるというのは凄いわ。ワンチャンスでひっくり返される程度の援護しかなかったけど、安心して見ていられた。
前回の登板で2回5失点で降板させられたので、この日はよっぽど気合いが入ってたんやろなあ。
これで球団史上初めての4戦連続の完封。おまけに連続無失点イニングも41となって球団2位タイ記録。更に今シーズン未だ甲子園で無失点が続き、誰が初めて失点して記録を止めてしまうのかという状況になってきた。投手力が素晴らしいということの証明なんやけど、変なプレッシャになってしまうので、早いこと途切れた方がいいように思う。
ちなみにこの試合でチーム防御率は驚異の1.95。もちろん12球団トップ。投手陣の調子がいい内に打つ方の調子を上げんとね。
得点はなんとかモノにした2点だけ。ある事件がなかったら1点しか取れてないところだった。
初回先頭の西岡が、自信を持って見送った球をストライクと判定されて三振に倒れ、球審の名幸に何か言った直後、DeNAベンチから友利コーチが西岡にヤジって挑発。西岡もヤジり返して険悪なムードになったが、これが西岡に火を着けた。
2回、先頭の福留が四球で出塁すると、新井のレフト前ヒットで一気に3塁へ進む。ラミレスの守備を見越しての好走塁で無死1・3塁。
コンラッドは三振に倒れるが、藤井のボテボテのサードゴロが内野安打になり、その間に福留が生還して先制。
メッセンジャーが送りバントを決めて2・3塁にしてバッターは西岡。思い切り引っ張って1・2塁間を破るタイムリーで2点目が入る。1打席目の事で燃えたんやろね。1塁を回ったところでパーンと手を打ち、久慈コーチとのタッチにも気合いが入ってた。
その後は3回の無死1・2塁、8回の2死1・3塁とチャンスを作るが、どちらも後続が倒れて得点出来ず。元々巨人戦の後は腑抜けのような試合を試合をすることが多いんやけど、それにしても得点力がないなあ。チーム防御率はいいけど、チーム打率は12球団中11位の.229やもんなあ。友利コーチのヤジがなかったら地味な1点だけで終わってたかもしれん。
さあ、次の試合は岩田。連続無失点のプレッシャーとか無援護に負けず、ガンバレ!