金田が2度目の先発。ほぼ毎回のようにヒットを打たれながらも5回を2失点。想定していた以上の仕事をしてくれた。これだけ頑張ってくれたというのに、守りのミスやリリーフ陣の不甲斐ないピッチングで点数を離されたうえに打線も沈黙。気の毒やったね。
ヒットの数は阪神が8本、ヤクルトが14本。それでいて点数は1−4。お互いにどれだけ無駄の多い攻撃やったことか。
それに加えて伊藤隼の草野球並みの守備。しょうもない試合を見に行ってしもたわ。
6回の守りで、先頭の川端のライトフライを伊藤隼が落球してツーベースにしてしまった。イージーなフライを落とすようではピッチャーがリズムを崩してしまう。結局3塁へ進められて、ワイルドピッチで失点した。
その後、石山のライト前ヒットをライトゴロにしたので、ゴロの捌き方はそう悪くはないのかもしれない。フライの時の打球判断だったり、背走の仕方に問題があるんやろ。
試合の中で上達させると言っても、そうライトフライばっかり飛んでくる訳でもないし、外野ノックで鍛えるにしても、色んなケースの外野フライを自由自在に打てるようなノッカーなんか居らんやろから難しいわな。
榎田がまたリリーフ失敗。いきなり連打を浴び、送りバントで1死2・3塁のピンチを残して降板。
前日からまったくバッターを打ち取れていないが、ひょっとすると肘の調子がよくないのかもしれない。
鶴も相変わらずの内容。ファームにはまともに抑える事のできるピッチャーが居らんのか。
打線の方は前半に7安打を集中しながら1点しか取れなかった。
大和が牽制でアウトになったり、ゲッツーの後にタイムリーが出たりと、どうもちぐはぐな攻撃やった。
後半は僅かに1安打だけ。伊藤隼の落球がチームのムードを悪くしたのかもしれない。
この敗戦でとうとう3位転落。読売が負けたので首位とゲーム差が広がらなかったのは幸いやね。
それにしても、この日の試合を見ていたら、優勝争いをしているチームとは思えんわ。