開幕セレモニーも近年にない派手な演出で超変革。「みんなで六甲おろし」の映像に始まり、出陣の法螺貝の音を合図に迫力の和太鼓演奏が行われた。
金本阪神の開幕戦は残念ながら逆転負け。それでも打線の組み方だったり、アグレッシブな攻撃だったりと、「オレの目指す野球はこれだ」というのが見られた。まさに名刺代わりの試合やった。
高山、横田の１・２番コンビ、８番キャッチャー岡崎と、ファンが望む通りの開幕スタメン。これがいきなりこれが機能した。
初回に高山がプロ初ヒットを記録。横田はピッチャーゴロ。しかし、併殺崩れでランナーに残ると、すぐさまプロ初盗塁を決めた。続くヘイグが来日初タイムリーを放ち、初物づくしで大野からあっさりと先制点を奪った。
送りバントに頼らない野球はテンポがよくてええね。
５回にも西岡がヒットで出塁すると、岡崎との間でエンドランを決めた。続くメッセンジャーはバントの構えからバスター。結果はサードゴロだったが、メッセンジャーの全力疾走で併殺崩れになる間に西岡がホームイン。
西岡の判断がよかった。今年からコリジョンルールが適用されたので、バックホームはないと判断したんやろね。
攻撃面の作戦はよかったと思う。負けたのはツキがなかったからとしか言いようがない。
相手チームにとっては、去年よりいやらしいチームになったんとちゃうかな。
先発メッセンジャーは初回こそ素晴しいピッチングを見せてくれたが、その後はボールがまとまらず６四球を出す荒れた内容。味方のエラーも絡み、６回２／３で１０安打４失点の内容。
５回の全力疾走やその後の盗塁など、９人目の野手として大活躍してくれたんやけどなあ。
継投のタイミングは、開幕戦に志願しての登板なので、メッセンジャーのモチベーションを考えるとそう簡単には代えられんやろね。押し出したことで、メッセンジャーは納得の降板だったと思う。
鶴が相変わらずやね。なんでシーズンに入るとピリッとせんのやろ。
新外国人選手に代わり端の初球をホームランにされるて、あまりにも不用意過ぎる。
今年は右の中継ぎに苦労しそうやね。入れ替わりも激しいんとちゃうかな。
