読売はワンチャンスを確実にものにしたというのに、こちらは９安打で１得点だけ。江越、中谷の活躍を活かす事ができなかった。
筒井が１試合だけで見切られた形になって登録抹消。一時しのぎの登録やったんやろか。代りに石崎が登録された。
岩崎は５回まで２安打ピッチング。５回の村田のホームラン以外はしっかりと読売打線を抑えていた。
しかし、６回１死から橋本到に四球を出すと、坂本、長野の連続内野安打で満塁のピンチを迎える。ここで前２打席三振の阿部に、センター前タイムリーを打たれて勝ち越された。
打線は３回に鳥谷の四球、ゴメスのヒットでチャンスを作り、福留のセカンド内野安打で１点を取るのが精一杯。
江越が２本のツーベースを放ち、中谷が４打数４安打の活躍をするものの、どれも得点には結び付かなかった。
江越、中谷の前後がさっぱり打てなかった。だが、彼らの打順を上げて同じ結果を出せるかというと、そんなことはない。北條がいい例やね。調子がいいからと言って５番に上げてみたら４タコ。
選手の調子がいいからスタメンで使うのは、平等にチャンスを与える意味でいい。しかし、調子がいいから次の試合で打順を上げるというのはどうなんやろ。打順によって要求される事は変わる。結果を出すことに必死になっている若手も、少なからずそれを意識している筈。
下位打線に比べて上位打線はプレッシャーがかかる。クリーンアップなら尚更の事。今の起用方法は技術とメンタルの２兎を追っているように見える。先ずは技術をしっかりと叩き込んで、次のステップで適性に合った役割を与える方が、若手の自信に繋がると思う。同時並行でやらなアカンぐらい時間が足らんのかな。
次の試合では中谷を５番で起用するか、１番で起用して５番に江越を入れそうな気がする。右の高木勇なので�盪械曳屐■吉崔翆�かもしれんなあ。
まあ、打順がどうであれ、進塁打が打てないとか、送りバントができないといったところを改善できれば得点力は確実に増すんやけどねえ。
