今季12度目の完封負け。大差で負けたのなら諦めがつくが、0−0で競っていて最終回に1点を取られるのは辛い。
9回表、岩崎がピシャリと抑えてリズムを作り、9回裏2番からの攻撃でサヨナラ勝ち。こういうシナリオを想定していた。しかし、岩崎が踏ん張り切れずに1点を失い、9回裏の攻撃は3者連続三振で試合終了。
打線はこの3連戦で2点しか取れなかった。2点とも大山の打点。佐藤輝に期待していたのだが、3連戦で僅か1安打に終わった。
パ・リーグのピッチャーの投球の傾向はスコアラーがデータを取っていて、選手はそれを見て対応している。だが、同一リーグではないので、直近に登板したときのデータしかないと考えられるので、阪神に対しても同じ投球パターンとは限らない。データに振り回されるのではなく、選手個人の感覚で打った方がいいのではないだろうか。
ガンケルは7回無失点。リリーフ陣も岩崎が1点取られただけ。負けたとはいえ、いい投手リレーだったと思う。
岩崎が最近よく打たれるようになった。去年は登板過多から調子を崩し、ファームで調整していたが、今年は登板数がすくないので疲れではないと思う。クローザー特有のプレッシャーのようなものがあるのかもしれない。早く守護神と言われるようになって貰いたい。