虎談巷説 阪神タイガース的日常

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[WBC]無傷の3勝目
チェコのプロ野球リーグがどういうものか知らないが、選手が別に本業を持っているというので、それほど強くないのではと思っていた。だが、実際に試合を見るとパワーはあるし、個性的な選手もいて、次のWBCでは侮れないと感じた。

3.11という日に佐々木朗希が先発。偶然だったのか、それとも敢えてこの日投げさせたのか。初の国際試合での緊張以上に、様々な思いを背負って投げたんだと思う。
その佐々木、マックス164キロのストレートで先頭バッターをライトフライに打ち取ると、続くバッターはフォークで三振。順調な立ち上がりだった。
2死からストレートを打たれてツーベースにされたものの、次のバッターをショートゴロに打ち取った。ところが、指を負傷した源田に代わってショートを守っていた中野がファーストへ悪送球して1点を献上してしまう。
阪神ファンは中野の守備をよく知っているので、スタメン発表を見たときから心配だっただろう。そして、エラーをしたときは、チームやファンに申し訳ないという気持ちで一杯だったのではないだろうか。自分はそうだった。
佐々木朗希は被安打2、8奪三振と、試合を作って降板。パーフェクトを完成した時と比べて無双感はなかったが、しっかり試合を作ってくれた。

一方、チェコの先発サトリアは110キロ前後の変化球と120キロ台のストレート。佐々木朗希とは対極の投手だった。まるで星野伸之のような遅い球に日本の選手はタイミングが合わない。大谷までもが明らかなワンバウンドのボールに空振りしていた。
しかし、吉田正尚はそんな事お構いなし。3回、近藤健介のツーベース、村上四球でチャンスを作ると、吉田正尚がレフトライン際に落ちるツーベースで逆転した。この大会ではホームランこそ出ていないが、チャンスで長打を放って打点を稼いでくれている。
続く山田哲人もタイムリーでこの回3点を奪った。

4回は中野の四球をきっかけに、ヌートバーのタイムリー、近藤健介、大谷のツーベースで3点を追加。更に大谷が3塁へ盗塁を決め、吉田正尚のセンターフライでタッチアップし、余裕のホームイン。
5回には牧原大成のタイムリー、8回にも牧のホームランなどで2点を追加した。

投手陣は4回2死から宇田川が打者1人を三振に仕留めた。5回からは宮城。ヒット2本とワイルドピッチで1点を失うが、セカンドへの牽制でランナーをアウトにしてピンチを切り抜けた。その後は試合終了まで無安打無失点の好投を見せた。中継ぎで使うのがもったいない位のピッチングだった。

さて、中野は5打席で3四球、1盗塁。初回のタイムリーエラーは帳消しになったかな?

この日の勝利で1次ラウンド勝ち抜けがほぼ決定。そして、このブログを書いている最中にトルコが韓国に負けたので、勝ち抜けが決定した。
オーストラリア戦の勝敗によって準々決勝の相手がプールAの1位か2位かが決まるのだが、プールAは大混戦中。現時点ではプールAの順位が決まる前にオーストラリア戦を戦うことになる。なるべくならキューバとは当たりたくないのだが、さてどうなるのか。

auther : yohkura | WBC | comments(0) | trackbacks(0) |
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