1次ラウンドの最終戦、オーストラリアとの無敗同士の試合。序盤で大量リードを奪って勝利し、プールBを1位で勝ち抜けた。
初回、ヌートバー四球、近藤ヒットでチャンスを作ると、ここでIt's 翔Time! 大谷が右中間の看板直撃のホームランを放って先制。2球目のカーブを完璧に捉えた。初球のカーブにまったくタイミングが合っていないような空振りをしたのは誘いだったのか、それともアジャストしたのだろうか。自分はカーブを投げさせる為にわざと空振りしたように思う。日本のファンにホームランを見せたかったんだろう。
この日もショートは中野。この日はノーエラーでプレーしてくれた。
打つ方でも、2回にヒットを打つと、盗塁と送りバントで3塁に進み、ヌートバーのタイムリーで4点目のホームを踏んだ。
先発の山本由伸は左足を上げない新フォームで、4回を1安打無失点。8奪三振の素晴らしいピッチングだった。
2番手以降は高橋奎二、大勢、湯浅が無失点ピッチング。最後高橋宏斗は代わり端に1発を浴びたものの、失ったのはこの1点だけだった。
1次ラウンドでは、他の4チームと比べてリリーフ陣が素晴らしくよかった。もちろん打線の得点力も凄いのだが、先発が打たれてもリリーフ陣がしっかりと抑えて試合を作っている。ここが日本チームの強みだと思う。
気になるプールAの結果だが、イタリアがオランダを下して全チームが2勝2敗となり、得失点差で1位はキューバ、2位はイタリアとなった。よって、準々決勝は3/16のイタリア戦に決まった。ここからはトーナメント戦。先ずはイタリアを下してアメリカ行きを決めて貰いたい。