勝ち試合を落としそうになったが、最後は相手のエラーでサヨナラ勝ち。
2点リードの9回表、ドリスが3連打を浴びて1点を失う。更に送りバントの処理で1塁に悪送球して同点に追いつかれた。その後の無死1・3塁は凌いだが、岩貞の好投を無にしてしまった。
同点に追い付かれてからのドリスは、ストレートを封印してピンチを切り抜ける事が出来た。バッテリー共々相手がストレート狙いだった事に早く気づくべきだったと思う。
延長に入ってからはベテランピッチャーがしっかりと試合を作ってくれた。
10回2死満塁のピンチでは球児がマウンドに上がり、全球ストレートの力勝負で清田を三振に打ち取った。11回からは能見。他のピッチャーとはマウンドに上がったときの存在感が違う。2イニングをノーヒットピッチングで今季初勝利を飾った。
能見はこれで通算99勝目。早く100勝を達成して欲しいが、能見に勝ちが付くと言うことは、試合が縺れていると言うことなので、ちょっと複雑な気持ちやな。
打つ方でもベテラン福留が活躍。初回に先制の4号ソロ。6回1死3塁ではきっちりセンターへ犠牲フライを上げた。
この試合、ベテラン陣のお陰で勝てたと言ってもいい。
一方の若手はチャンスを何度もものに出来ず。唯一よかったのは12回裏の攻撃。先頭の中谷がヒットで出塁し、大山が一発でバントを決めた場面。いい流れを作った事がサヨナラ勝ちに繋がった。
岩貞は7回4安打無失点。これだけのピッチングをしながら勝ちが付かないのは残念やね。これにめげず、次もいいピッチングを見せて欲しい。