やっと出た。延長10回、大山のソロホームランで勝ち越しの1点を奪った。点を取っては取られる試合展開に決着をつける一発。これが大山復活の狼煙となってくれればいいな。
この日の佐藤輝はノーヒット。ここ2試合続いていた確変は終了したようだ。その代わりと言っては何だが、3番森下が初回に先制タイムリー、そして5番大山も前述のホームラン。クリーンアップがお互いに補えたのは良い事。
大山はこれまでの成績では、いずれ2軍調整を命じられるかもしれなかった。このホームランで首の皮が繋がった。これをきっかけに調子を上げてもらいたい。
前日2打点の近本は、この日はチャンスメーカーに徹した。初回にヒットで出塁して盗塁を決める。そして森下のタイムリーで先制のホームを踏んだ。その後はヒットが無かったが、四球を2つ選んだ。4回は近本が四球を選んで繋ぎ、続く中野のタイムリーを演出した。
先発の門別は5回までDeNA打線を2安打1点に抑える好投を見せた。しかし、6回に牧のタイムリーで同点にされてしまった。先頭バッターへの四球が失点に結び付いたのは残念。そう言えば、5回にも連続四球を出していたので、6回から継投に入ってもよかったと思う。
10回裏、岩崎が、ツーアウトを取ってから三森にツーベースを打たれて、少しヒヤッとしたが、京田を三振に打ち取って、リーグトップに並ぶ8セーブ目。これで通算97セーブに到達し、球団歴代3位となった。先ずは目前の100セーブ目指して頑張れ。
イベントや始球式を欠席して、体調が心配だった岡田顧問だが、3月末から入院していたらしい。そして、ようやく退院して来て、27日の甲子園での巨人戦の解説を務めるとの事。ご無事で本当に良かった。