藤浪に161球も投げさせた事について是非はあるが、ちゃんと責任を取らせなアカン理由があったんやと思う。
まあ情け無い試合。藤浪がまたも空回り。守りのミスがそのまま失点に結び付く。打線はわずか3安打のみ。大差で負けて当然。
藤浪は初回、先頭の田中を四球で出し、菊池に四球後の初球を狙われてツーベースを打たれる。丸を三振に打ち取るも、ルナに四球を与えて満塁。松山三振でツーアウトまでこぎつけるが、鈴木にレフト前へ打たれて2点を失う。更に2死1・3塁からダブルスチールを決められて、この回3点を失った。2回、3回も1点ずつ失い、序盤だけで5失点。
打線は4回に鳥谷、江越の連打でチャンスを作り、福留のセンター前ヒットを丸が後逸して2点を返すが、その後の無死満塁で追加点が取れず。
3点ビハインドの7回裏。金本監督は藤浪に代打を送らなかった。そして、8回表のマウンドに登った藤浪、集中力の欠片も見られないピッチングで3点を追加された。
今シーズンの藤浪は、長いイニングを投げて中継ぎを休ませたいと常々言っている。しかし、今シーズン15試合に登板して、完投したのは1度だけ。自分が思い描くピッチングが出来ていない。
金本監督に「藤浪を潰す気か」とか、「感情的になり過ぎる」と言った意見もあるが、これだけ不甲斐ないピッチングが続いているので、いつもの様に反省の弁だけで済ませる事は出来なかったんやと思う。
もし、藤浪が並みの高卒4年目のピッチャーであれば、3回で降板させて、即刻鳴尾浜行きになっていたところ。今回の懲罰は、藤浪をエースに育てるのに必要なプロセスやったんやと思う。これまで特別扱いし過ぎていた。
藤浪も悪かったが、野手の方も打てない守れないで足を引っ張った。
カウントを整えにくる球を打つとか、ちょっとでも隙があれば走るとか、広島が当たり前のようにやっている事が出来ない。
青柳の勝利で投打が噛み合うようになったと思ったんやけどなあ。
自力優勝がなくなった?
そんな事どうでもええわ。