虎談巷説　阪神タイガース的日常

序盤の山川のソロホームランだけで試合が決まってしまった。期待の佐藤輝はノーヒット。というより、チーム全体で４安打じゃなあ。

すげー！　その一言しか出て来ない。馬場が打たれて敗戦ムードが漂っていたので、３発目はなおさら劇的なホームランだった。

佐々木朗希にプロの厳しさを教えておきながら、降板直後に勝ち星をプレゼント。なんて親切なチームなんやろ。

秋山、スアレスのリレーで終盤のロッテの追い上げをかわして、１点差で逃げ切った。

２年ぶりの交流戦。初戦と言うことと、鳥谷の凱旋で盛り上がったが、残念ながら逆転負け。

西純が１軍マウンドデビュー。ヤクルト打線をノーヒットに抑え、予定の５回を投げ切って勝利投手になった。初勝利おめでとう。

出て来るピッチャーがことごとく失点して、ヤクルトに今季初の負け。ストライクが入らないようでは、試合にならない。

そこそこ点を取られながらも、アルカンタラが来日初登板で初勝利。

虎竜戦に続いて伝統の一戦もメモリアルの２０００試合。２点ビハインドの９回、１死満塁で得点出来ずに敗戦。佐藤輝まで打席が回ってたらなあ。

青柳が畠に投げ勝ち、約１ヵ月振りに勝ち投手になった。

秋山の気迫のこもったピッチング、熊谷の足と近本の勝負強さ、そしてサンズの決めの一発。粘り強いチームになったもんやなあ。

プロ野球発足当時から存続する、老舗球団の両チーム。この日の試合で２０００試合目。観客を入れて試合をしたかっただろうな。

ガンケルが右肩の張りで３回で降板。この苦しい状況で勝てて、カードを勝ち越せたのは大きい。

伊藤将が３連勝。自分のバースデーに華を添える、素晴らしいピッチングだった。やはり、先発がしっかりすると試合が締まる。

打線が驚異の粘りを見せて同点に追いつくが、直後に小林が炎上して流れが変わった。交代のタイミングがワンテンポもツーテンポも遅かった。

勝ちパターンで１点差を守り切れずに引き分け。
悔しいけど、ベテラン青木の１塁へのヘッスラを誉めるしかない。

中盤の点の取り合いから一転、終盤にホームラン攻勢で突き放して快勝。

スタメンを見てびっくり。試合を観ていて更にびっくり。初の４番で最高の結果を残せるなんて、まるでマンガの主人公やね。

突然の滝のような雨で、３回表終了後に試合が中断。尋常でない雨音と雷鳴。あっと言う間にグラウンドが水浸しになり、わずか１０分程度でノーゲームが宣告された。

無観客試合となったこのカード。無観客を感じさせないように、バックネット裏の席にイエローユニを掛けたり、ＨＭを流したりと演出していたが、それでも時々映る空っぽのスタンドで現実に引き戻される。