虎談巷説　阪神タイガース的日常

オーナーの公言通りに清宮を指名したが７球団が競合。抽選の結果、日本ハムが交渉権を得た。メジャー志向の清宮にとっては、ダルビッシュや大谷の育成実績のある日ハムに決まってよかったと思う。別に負け惜しみを言っているのではない。日ハムの経営方針と清宮の夢とが一致しているので、Ｗｉｎ−Ｗｉｎの関係が築けるんではないかと思う。

初回に能見が３点を失い、１アウトしか取れずに満塁のランナーを残してノックアウト。石崎が踏ん張って流れを作るが、打線はランナーを出しても進めることも出来ず。４回、岩崎が打たれ、梶谷のタイムリーとロペスのツーランで試合の大勢が決まった。６回に大山のタイムリーで１点を返すが反撃はそれだけ。初戦に勝って絶対有利の状態から、まさかのファーストステージ敗退。

試合開始を１時間遅らせたところで雨足は強いまま。阪神園芸さんの神業をもってしてもグラウンドは田んぼ状態。いくら日程が詰まっているからと言っても、こんな状態で９回まで試合をさせたのはどうかと思う。選手のケガも心配だし、何よりファンあってのプロ野球。雨の中で観戦しているファンへの配慮もない。

相手先発が井納でラッキーと思っていたが、意外にも投手戦になってしまった。得点は福留のツーランだけ。それでも勝ちパターンに持ち込んで、大事な初戦をものにした。

雨で流れて延期になったシーズン最終戦。安藤の引退試合がいつの間にか新井良太とのダブル引退試合になった。

秋山の調整が出来て、甲子園連続無失点も止めた。何よりデビュー戦を迎えた若手がちゃんと自分の仕事が出来たのは収穫。

先発田口から３回に四球を挟む４連打で３点を奪う。岩田は４回に村田のソロなどで２点を失うが、２番手畠から上本、糸井の連続ホームランで再び突き放す。最後はドリスが１点差にまで迫られるが、辛うじて逃げ切った。

読売を破って２位が決定。マシソンから中押し、ダメ押し出来たのは収穫やね。